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東京都建設局のしごと

 東京は、政治、経済、文化など、多くの機能が集積する日本の首都として、我が国の発展を牽引してきました。今後も日本のみならず世界をリードする都市として成長を続けるためには、社会変化に応じて持続的に進化していかなければなりません。しかし、慢性的な交通渋滞、水害や地震などの災害対策、人々が暮らしやすい環境の確保など、さまざまな課題を抱えています。日本の経済的発展を支えるとともに、都民が安心して豊かに暮らせる都市であるために、建設局が管理している道路・河川・公園などの都市インフラは、欠かすことができない重要な役割を担っています。
 
 こうした中、建設局では、経済活動の根幹となる首都圏三環状道路や都市の骨格を形成する幹線道路など、道路ネットワークの整備を推進しています。また、切迫する首都直下地震を踏まえ、木造住宅密集地域の延焼を遮断するための特定整備路線、防災力を高め安全で快適な歩行空間を確保する道路の無電柱化、水害から都市を守る河川の護岸や調節池、発災時に避難場所や救出救助活動拠点になる公園などの整備を着実に進めるとともに、「防災事業の緊急総点検」を踏まえ、東京の防災力向上に向けた取組みを加速させます。さらに、都民に親しまれる動物園・水族園などの管理運営を行うとともに、道路・河川・公園へのオープンカフェの設置など、インフラ施設の規制緩和や民間活力の導入による多機能利用も図っています。
 このような都市インフラの整備効果、いわゆる「ストック効果」が長期間にわたって発揮できるように、損傷や劣化が進む前に適切な対策を行う予防保全型管理を順次導入して、施設の管理を行っています。加えて、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向け、競技会場となる公園の整備、道路の遮熱性舗装や街路樹による歩道の緑陰形成などの暑さ対策を進めていきます。
 
 事業の実施にあたっては、都民や民間事業者の理解と協力、国や区市町村などとの連携が重要であり、適切な情報提供や事業の重点化、事業効果の早期発現など、さまざまな工夫を図っていきます。
 建設局は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会と、さらにその先の東京を見据えて、職員一丸となって、これらの事業を強力に推進していくことにより、東京をさらに機能的で魅力的な都市へと発展させていきます。