『モルモットの赤ちゃん』
井の頭自然文化園 古川 紗織
井の頭自然文化園では約200頭のモルモットを飼育しており、休日ともなるとふれあいコーナーは多くの人でにぎわいます。人気の秘密は愛嬌のある仕草。うまくだっこしてあげれば、ひざの上で毛づくろいをしたり、時にはお昼寝してしまうことまであります。
来園者の会話でしばしば耳にするのが「ウサギ」や「ハムスター」という言葉。ペットとして馴染みのある似たもの同士という事で混同されてしまうようです。モルモットは和名をテンジクネズミといい、ネズミの仲間ですのでウサギとは異なります。ハムスターは同じネズミの仲間ですが異なる点がいくつかあります。特に興味深いのが誕生時の姿です。ハムスターは赤はだかで未熟な姿であるのに対し、モルモットは親の姿とほとんど変わりません。すでに毛や歯は生えて眼も開いており、1日もすれば母乳に加えて餌も食べ始めます。井の頭自然文化園では「あかちゃんのおうち」という繁殖専用の部屋で、赤ちゃんを展示しています。運がよければ生まれたばかりの赤ちゃんを見ることができるかもしれません。
来園者の会話でしばしば耳にするのが「ウサギ」や「ハムスター」という言葉。ペットとして馴染みのある似たもの同士という事で混同されてしまうようです。モルモットは和名をテンジクネズミといい、ネズミの仲間ですのでウサギとは異なります。ハムスターは同じネズミの仲間ですが異なる点がいくつかあります。特に興味深いのが誕生時の姿です。ハムスターは赤はだかで未熟な姿であるのに対し、モルモットは親の姿とほとんど変わりません。すでに毛や歯は生えて眼も開いており、1日もすれば母乳に加えて餌も食べ始めます。井の頭自然文化園では「あかちゃんのおうち」という繁殖専用の部屋で、赤ちゃんを展示しています。運がよければ生まれたばかりの赤ちゃんを見ることができるかもしれません。