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首都圏を支える三環状道路の整備
首都東京の道路は、都市機能や利便性の向上だけでなく、物流の効率化などにより日本全体の経済を活性化させ、国際競争力を高め、その効果は全国に環流します。特に、空港や港湾との連携を強め、東京の最大の弱点である交通渋滞を解消する首都圏三環状道路の早期整備が必要不可欠です。


三環状道路の概要
三環状道路の概要地図
■首都高速中央環状線 
 都心から半径約8kmに位置する延長約47kmの環状道路で、首都高速都心環状線を通過する交通の迂回・分散を図り、渋滞を緩和します。
 平成22年3月には、3号渋谷線から4号新宿線までの区間が開通しました。平成25年度の完成に向けて東京都が首都高速道路鰍ニ共同で工事を進めている品川線(3号渋谷線〜湾岸線)が開通すると、中央環状線が全線開通となります。
■東京外かく環状道路(外環)
  都心から約15kmの圏域を環状に連絡する延長約85kmの道路です。都心に流入する通過交通を迂回分散させることにより、渋滞緩和、環境改善を図ります。
 東京都区間のうち、関越道から東名高速までの約16kmについては、地表の改変や自動車からの排出ガス、騒音、振動等が沿道に与える影響を最小限に抑えるため、大深度地下を活用したトンネル構造を採用することとしています。平成21年5月に事業化され、設計や生活再建に対応する用地取得等が進められています。東名高速から湾岸道路については、予定路線に位置づけられています。
■首都圏中央連絡自動車道(圏央道)
   都心から約40〜60kmの圏域を環状に連絡する延長約300kmの道路です。八王子などの業務核都市を横浜港や成田空港等と連絡する広域物流ネットワークを形成し、首都圏のさらなる発展に対して重要な役割を担います。
 東京都区間では、埼玉県境から中央道までが開通しており、残る中央道〜八王子南IC間は平成23年度、神奈川県境を含む東名高速までは平成24年度の開通に向け、国などが工事を進めています。


三環状道路の整備効果
CO2排出量の削減  都心から約40〜60kmの圏域を環状に連絡する延長約300kmの道路です。八王子などの業務核都市を横浜港や成田空港等と連絡する広域物流ネットワークを形成し、首都圏のさらなる発展に対して重要な役割を担います。
 東京都区間では、埼玉県境から中央道までが開通しており、残る中央道〜八王子南IC間は平成23年度、神奈川県境を含む東名高速までは平成24年度の開通に向け、国などが工事を進めています。
三環状道路の整備効果
海外の環状道路の整備状況
  日本の国際的な競争力の低下が懸念される中、北京やソウルでは環状道路がすでに100%完成しているのに対し、東京における整備率は未だ約47%であり、首都圏三環状道路の早期完成が急務となっています。
@通過交通の抑制海外の環状道路の整備状況 北京/ソウル

問い合わせ先 ・首都圏中央連絡自動車道・東京外かく環状道路について
 三環状道路整備推進部整備推進課 03-5320-5172
・首都高速中央環状線について 道路建設部計画課 03-5320-5359