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イキモノのイキな話 65
ペンギンのイラスト
『まもなく登場!』
葛西臨海水族園  山本 達也
  一言でペンギンと言ってもその姿かたちや生活する環境、習性など、その違いは様々です。ペンギンは、17種に分類されており、葛西臨海水族園では、キングペンギン、イワトビペンギン、フンボルトペンギン、フェアリーペンギンの4種を飼育しています。寒いところで暮らす動物というイメージの強いペンギンですが、実は暖かい地域で暮らす種類も多く、中には赤道直下で暮らすものもいるほどです。当園で飼育しているフンボルトペンギンとフェアリーペンギンは暖かい地域で、キングペンギンとイワトビペンギンは南極周辺の寒い地域で暮らすペンギンです。ところで、南極の周辺で暮らすペンギンたちにとって、東京の夏の暑さは、過酷そのものです。また、繁殖の時期と重なってしまうため、親鳥にとっても生まれてくるヒナにとっても良い環境とは言えません。そこで、葛西臨海水族園では、これらのペンギンたちが夏を健康な状態で乗り切れるように、5月上旬から10月下旬頃にかけての約半年間、屋外の施設から屋内の冷房室に移して飼育をしています。まだまだ暑さは続きますが、ペンギンたちが待ちに待った冬は一歩一歩近づいてきています。近々、広い陸地や大きなプールでのびのび動き回る元気な姿を見せてくれることでしょう。

イワトビペンギン キングペンギン
【イワトビペンギン】 【キングペンギン】


動物園のかお
恩賜上野動物園

ベンガルヤマネコの赤ちゃん
ベンガルヤマネコの赤ちゃん
 2011年4月16日に、上野動物園では11年ぶりとなるベンガルヤマネコの赤ちゃんが2頭誕生しました!
写真 6月6日撮影