災害時に物資輸送の要となる道路の整備がまだまだ残されている
東日本大震災では、救援物資の輸送や迅速な復旧・復興活動を支える道路ネットワークの重要性が明らかになりました。
東京では、三環状道路や幹線道路の整備に重点的に取り組む必要があります!!
未だ5割程度の整備状況です
未整備の区間が数多く残されています
延焼遮断帯の形成、避難路・緊急車両の通行確保
道路が延焼遮断の重要な役割を果たします!!
阪神淡路大震災では、幅員12mの道路で、延焼が防止されました。
道路の幅と延焼防止率
(出典:国土交通省) |
安全な避難路や緊急車両の
通行確保のためにも、道路整備は必要です!!
阪神淡路大震災では、幅員8m未満の道路のほとんどで
車両の通行が不能となりました。
阪神淡路大震災における道路沿道の建物倒壊状況
(出典:財団法人地震予知総合研究振興会資料) |
道路幅員と道路閉塞との関係
倒壊被害が甚大であった国道2号沿線の約26haを対象についての調査結果
出典:新時代のまちづくり・みちづくり 都市整備研究会 |
都市計画道路の整備率は、約6割程度に留まっています
出典:東京都資料(H22.3月末現在) |
119番通報から現場到着までにかかる
時間は全国でワースト1位です
出典:総務省消防庁「H22救急・救助の現況」 |