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「都立武蔵野中央公園の整備計画」答申

平成26年3月6日

「都立武蔵野中央公園の整備計画」が答申されました

 平成25年11月8日に知事から東京都公園審議会(山田勝巳会長)に諮問した「都立武蔵野中央公園の整備計画」につきまして、平成26年2月24日に答申を受けましたのでお知らせいたします。
 なお、同答申は、都民の皆様からご意見を募集し、いただいたご意見を参考にとりまとめられました。

1 答申の主なポイント

【都立武蔵野中央公園の整備計画】

(1)整備計画策定の方針

 開園区域は、当時の住民意見を基に、最大限に広場空間を確保する計画としている。
 拡張区域においても、当初整備計画の基本的考え方を継承しつつ、武蔵野中央公園に新たな魅力を付加し、より都民に親しまれる公園とするため、整備計画策定の方針を以下のとおり定める。

  1. [1] 潤いのある大規模な緑の空間の創出
    • 開園区域の広大な原っぱを活かしながら、まとまりのある明るい樹林を創出し、利用者の憩いや休憩の場を提供する。
    • 武蔵野中央公園は西側の調布保谷線の道路の緑、北側の千川上水遊歩道、南側のグリーンパーク緑地といった緑の結節点に位置することから、多様な生き物の生息空間となる樹林を創出する。
  2. [2]  防災機能の充実
    • 武蔵野中央公園および都営住宅、市役所周辺は広域避難場所に指定されており、災害時の避難、救助等の活動拠点として位置づけられていることから、樹林面積の拡大による避難者の安全性の確保や雨水浸透機能の向上など防災機能の充実を図る。
(2)ゾーニング計画

整備計画策定の方針を踏まえ、今回計画地および西側に隣接する既存の植栽部分について、次のゾーンを設定する。
○ 樹林ゾーン

  • 緩やかな起伏を伴う明るい樹林の中での散策や休憩などが楽しめる憩いの空間とする。
  • 植栽は武蔵野の雑木林や屋敷林などを構成する樹木を主体に、花木などの彩りも考慮するほか、鳥類や昆虫類などの採餌、繁殖などに配慮した植物の導入なども検討する。
  • 樹林面積を拡大することにより、火の粉や飛来物から避難者の安全性を確保するとともに、園路や広場、便益施設、休憩施設、管理施設のほか、防災井戸など避難者の滞在に必要な防災施設の導入を検討する。

2 答申の入手方法

答申の内容はこちらからご覧になれます。

※資料    都立武蔵野中央公園の整備計画(本文・ゾーニング図・計画平面図)  [2,923KB]PDF(別ウインドウで開く)
※参考資料  都立武蔵野中央公園の整備計画(位置図・空中写真)  [1,754KB]PDF(別ウインドウで開く)
※付属資料  「都立武蔵野中央公園の整備計画」中間のまとめに対する都民意見  [109KB]PDF(別ウインドウで開く)


  ○都民情報ルーム(都庁第一本庁舎3階北側)で3月7日(金)から閲覧できます。

お問い合わせ

建設局公園緑地部計画課
03-5320-5371

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