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動物園・水族園

 明治15年に日本で最初に開園した恩賜上野動物園や、世界に先駆けてサファリ形式を導入した多摩動物公園、日本一の長寿ゾウがいる井の頭自然文化園、大型水族館ブームのきっかけとなった葛西臨海水族園など、都立動物園・水族園は日本の動物園・水族館をリードしてきました。
 平成23年9月、都立動物園・水族園を取り巻く状況の変化に適切に対応し、より一層都民の期待に応えていくため、都立動物園・水族園が目指す姿とそれを実現するための取組の方向を示す「都立動物園マスタープラン」を公表しました。今後はこのプランに基づき、野生動物の保全に貢献するため新ズーストック計画(都立動物園で飼育している動物の繁殖計画)を策定するとともに、各園の立地環境や特色等に応じた整備を行い、魅力あふれる新たな動物園・水族園をつくり出していきます。

都立公園・庭園案内

都立動物園一覧

恩賜上野動物園

 恩賜上野動物園は都立動物園であると同時に、日本を代表する動物園として国際親善などに貢献してきました。昭和47年には日中国交正常化を記念して1ペアのジャイアントパンダが中国政府から贈られ、日本で初めて飼育を開始しました。その後、2頭の子を成育させることに成功し、これまで10頭を飼育してきました。現在は「リーリー」(オス)、「シンシン」(メス)の2頭を飼育し、繁殖に向けた取組を行っています。
 ジャイアントパンダのほか、ニシローランドゴリラやオカピ、スマトラトラなど、絶滅が危惧される希少動物の保全に積極的に取り組んでいます。
 ホッキョクグマやアシカ、アザラシの生き生きとした姿が見られる「ホッキョクグマとアザラシの海」、恩賜上野動物園ならではのツキノワグマの冬眠展示が見られる「クマたちの丘」、マダガスカル固有種を展示する「アイアイのすむ森」など、工夫をこらした多様な動物展示を行っています。

  • ジャイアントパンダ
  • アイアイ

多摩動物公園

 昭和33年に開園した多摩動物公園は、豊かな自然環境を生かした野生動物の繁殖に取り組んでおり、オランウータンやユキヒョウ、チーターなど広い敷地が必要な動物たちの繁殖に成功し、国際的にも高い評価を受けています。
 平成18年には野生生物保全センターを多摩動物公園に設置しました。ここでは動物園内で行われる希少動物の繁殖に限らず、生息地と連携した活動を積極的に行うことにより、動物園に求められる保全の役割を果たしています。例えば、国や関係機関と連携しトキの保護増殖に取り組み、平成20年以降、多摩動物公園生まれのトキが佐渡の空を舞うという大きな成果を生んでいます。
 また、平成25年3月にはスリランカ民主社会主義共和国と日本との国交樹立60周年を記念して、同国よりスリランカゾウ2頭、平成25年4月には野生動物の保全を共に進めることを目指し、モンゴル国よりモウコノウマ3頭の寄贈を受けました。
 さらに平成25年4月にはタイリクオオカミ、モウコノウマなどアジアの草原で暮らす動物を展示する「アジアの平原」がオープンし、本来の生息地に近い環境で暮らす姿が見られるようになりました。平成27年6月には、モウコノウマに待望の子馬が生まれました。

  • スリランカゾウ
  • モウコノウマ

葛西臨海水族園

 平成元年に開園した葛西臨海水族園は、大型水族館の先駆けとして日本の水族館をリードする展示と教育活動、調査研究を行ってきました。
 マグロ類の群泳展示や東京湾から小笠原までの広大な東京の海に暮らす生物の展示、また国内最大級のペンギンの群れ展示、東京湾で減少したトビハゼの繁殖などに取り組み、このほかにも、日本あるいは世界の中でも葛西臨海水族園でしか見ることのできない生物を数多く展示しています。
 また、移動水族館車を平成27年3月に導入しました。病気などのために来園することが難しい方々のいる施設などを訪問し、生き物や自然環境の大切さを伝えています。また、より多くの方に興味を持っていただき、来園のきっかけ作りとしても活用しています。

  • フンボルトペンギン
  • 移動水族館車

井の頭自然文化園

 昭和17年に開園した井の頭自然文化園は、武蔵野の緑豊かな井の頭恩賜公園内の落ち着いた雰囲気の中にあり、親しみやすい動物園として多くのリピーターに支えられています。
 絶滅危惧種であるツシマヤマネコの保全について生息地である対馬と連携し、飼育繁殖だけでなく生息状況や保全活動の普及啓発に努めています。また、日本の淡水域に棲む生物を展示している水生物館は、身近でありながら絶滅の危機に瀕しているメダカやカエルなどの繁殖と保全に取り組み、これら日本産動物の保全に成果を挙げています。
 平成23年10月に整備・公開した「いきもの広場」では、カエルや昆虫など身近な生き物の観察や採集を通じて生物との出会いを楽しむための活動を行っています。
 園内には、文化園の名のとおり動物園のほか植物園、彫刻館などがあり、様々な楽しみ方ができます。

  • ニホンリス
  • ツシマヤマネコ

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