現在の取り組み状況

野川第一・第二調節池地区自然再生事業に取り組んでいます[これまでのまとめ]

 以下は、「野川第一・第二調節池地区自然再生協議会」で検討している内容をまとめたものです。今後も協議会での協議を重ねながら、計画づくり、事業の実施、維持管理など行っていきます。

事業対象地区

事業対象地区の画像
  • 直接的に自然再生事業を行う「事業対象地区」と、「関連する地区」があります。
  • 野川第一調節池、野川第二調節池及びその周辺の野川(小金井新橋~二枚橋の間)を事業の対象地区とします。
  • 次の地区を自然再生事業に関連する地区とします。
    1. 自然再生を行うために必要となる(水)資源を確保するために関連する地区(上流側の湧水地等)
    2. 自然環境の連続性を確保する必要のある地区(ハケの森、武蔵野公園等)
自然再生事業に関連する地区の画像

時点での取り組みの方向について

「事業対象地区にかつてあった水のある豊かな自然環境を再生していきます。」

  • いろいろな水環境が連続し、きれいな水に生育するホトケドジョウやミクリ、小金井市内で唯一自生しているカントウヨメナをはじめとす る魚類や水生昆虫、多様な湿性植物が繁茂する場・・・。それらの生きものとのふれあいの場、生きものを通した人々のふれあいの場を再生・整備していきま す。
  • 様々な水環境を生息の場とする生物の多様性を再生・整備していきます。
野川自然再生-取り組みの方向性 昭和30年代前半、事業対象地区に存在した「水のある農の風景」を規範とします。取り戻すのは当時の風景そのものではなく、往時の風景が持っていた水を中心とした環境システムを再生していきいます。また、その環境システムを形成していた自然と人との関わりを現存的意義の中で、再生・整備していきます。

これまでの整備内容

  • 平成18年度から平成27年度にかけて、田んぼや湿地、ため池などを整備しました。
  • ため池
  • 田んぼ
湿地

モニタリング及び維持管理について

  • 自然再生事業は事業を実施(池や湿地等の基盤の整備)した段階で完成する事業ではありません。事業実施後、モニタリングや維持管理等の作業を通じて自然を再生していくことが必要となります。このモニタリングや維持管理では、市民団体や市民の活動が欠かせません。
  • 野川自然再生事業では、市民からなる管理運営団体として「野川自然の会」を設立し、都と協働で維持管理やモニタリング等を実施しています。

お問い合わせ

この事業についてのお問い合わせは下記へ。

「野川第一・第二調節池地区自然再生協議会」事務局
東京都 北多摩南部建設事務所 工事第二課
電話:042-330-1850 / FAX:042-369-3890
メール:S0200212@section.metro.tokyo.jp

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