第六期第1回議事要旨

日時 平成22年3月1日(月)午後2時~4時
場所 中央区立築地社会教育会館講習室(2階)
一、開会
  • 工事課長あいさつ
二、流域連絡会の概要について
三、第六期委員の紹介
四、座長・副座長の選出
五、議事
  • 不法係留状況について(中央区)
  • 亀島川緑化整備事業に伴う試験施工の実施について(一建)
六、その他(意見交換)
七、閉会
配布資料
  • 第六期・第1回日本橋川・亀島川流域連絡会次第
  • 座席配置図
  • 日本橋川・亀島川流域連絡会設置要綱
  • 日本橋川・亀島川流域連絡会委員名簿(第六期)
  • 第五期第4回、第5回日本橋川・亀島川流域連絡会議事要旨

第六期・第1回日本橋川・亀島川流域連絡会 写真

  • 連絡会状況1/6の写真
    連絡会状況1/6
  • 連絡会状況2/6の写真
    連絡会状況2/6
  • 連絡会状況3/6の写真
    連絡会状況3/6
  • 連絡会状況4/6の写真
    連絡会状況4/6
  • 連絡会状況5/6の写真
    連絡会状況5/6
  • 連絡会状況6/6の写真
    連絡会状況6/6

第六期・第1回日本橋・亀島川流域連絡会
[議事及び議事録要旨]

1.開会
  • 事務局より開会の挨拶
  • 東京都第一建設事務所工事課長挨拶
2.流域連絡会の概要について
■説明資料
  • 資料【日本橋川・亀島川流域連絡会設置要綱】の説明
  • 設置要綱を音読し、概要とする。
3.第六期委員紹介
■委員自己紹介
  • 都民委員、行政委員の自己紹介
4.座長・副座長の選出
【事務局】
 今回第六期第1回ということで、第五期の座長・副座長が解任されておりますので、第六期の座長・副座長を選出したいと思います。
 どなたか座長・副座長の立候補はありますでしょうか。
【都民委員】
 前回非常にうまくいったと思いますので、座長・副座長は同じ永井さん、阿部さんを推薦します。
【事務局】
 他の委員さん何かご意見ございますでしょうか。よろしいでしょうか。
【全員】
 異議無し~拍手を以って了承~
【事務局】
 ありがとうございます。
 それでは座長・副座長は第五期と同じ永井座長、阿部副座長ということでよろしいでしょうか。
 それでは、座長、副座長は前の席の方へ移動をお願い致します。
5.議事
(1)不法係留状況について(中央区)
■説明
  • 亀島川、日本橋川につきまして、区管轄区域を毎年5月に、何隻が不法係留船で何隻が許可船かを調べております。
  • 船検番号に基づき所有者を調べ、不法係留船に関しては照会をかけております。
  • 「適正な保管場所に係留して下さい」という文章を送っております。
  • 亀島川につきましては、許可船(4隻)、不許可船(37隻)でありました。
  • 許可船に関しては、水面を許可しておりますので4箇所というご理解でお願いします。
  • 不許可船、不法係留ですけれども、37隻停まっております。
  • この調査は、昨年の5月18日に私達が目視して確認した台数です。
  • 当日偶然どこかレジャー等で出かけている場合はカウントしておりません。
  • 去年の10月だったと思いますが、亀島川の右岸、新川寄りでプレジャーボート1隻が沈没いたしまして、うちの方で所有者に連絡致しました。そうしたところ、撤去するとの回答を頂きました。
  • 現在撤去は完了しておりまして綺麗になっております。
  • 対岸に小さな船が沈船しておりますけれども、現在所有者が分かっておりません。
  • 船を引き上げる予算は持っておりませんので、何らかのかたちでこれから対応を取ろうと思っております。
  • 中央区全体の河川については、来年度から2回に分けて調査を行う予定です。
  • 現在築地川について不法係留船に対して対応を取っているところでございます。築地川が終わった段階で月島川、亀島川という順番で対応を取ろうと思っております。
  • 時期的にいつからとは回答できませんが近々の予定になっておりますのでそのことをご承知下さい。
■質疑応答
【都民委員】
 二つあって、一つは、外から許可した船か不許可の船かどうかすぐに分かるかどうか。
 あとは4隻でなく4箇所という場を認可しているということで、同じ船でなくても良いということですか。その場に置ける船、置かれている船は認可されているという認識になるのでしょうか。
【行政委員】
 区の方では船を許可しているのではなく水面を許可しています。極端にいうとその水面の許可範囲であれば何隻停めてもかまわないということになります。
 あと、どの船が許可船でどの船が不許可船かは外からは判断できません。
 水面を許可しているため、その水面の中で入れ替わり停めることが可能になります。
 先程言いましたが船検番号が付いておりますが、基本的には申請の段階でこの船を停めますというメモ程度の書類はありますが、あくまでもメモ程度でありこの船を停めますという様には区ではやっていません。
【都民委員】
 亀島橋と新亀島橋の間のところ、右岸側の新川寄りの方の船は撤去してないわけですか。
【行政委員】
 沈没船の件については、区の方でオイルフェンスを張っておきました。
 そのあとに所有者が分かり、去年の暮れ当たりに撤去をいたしました。
【都民委員】
 八丁堀の方に確か4隻ぐらい係留されているのですが、新亀島橋に近い方の船が沈没しているようですが。
【行政委員】
 区の方でも把握しています。船検番号が無いため、所有者が分からない状況です。
【都民委員】
 やっと行政が重い腰を上げて調査に乗り出したという感じなのですが、そもそも係留問題については明確な規制や罰則規定等はあるのですか。
【行政委員】
 河川法という法律はあるのですが、行政側が船を直接撤去するということになると、所有者が分かる場合は所有者に、分からない場合は船に対し、ある期間警告をしてはじめて裁判所に手続きが取れるという状況です。これを行うにはかなり根気がいる作業となります。
【都民委員】
 どこか公的な船を停める場所等はないのですか。駐輪場のような形でどこか設けていないのですか。
【行政委員】
 中央区に関してはありません。
 新規に船を購入された方に対しての許可は行っておらず、昔から許可していた方達のみ、継続で許可を行っております。
 船の係留場所ですが、夢の島にマリーナがありますのでそちらに停めてもらうという形を取っています。
【都民委員】
 水面を4箇所許可されているとのことでしたが、船を係留するには施設が必要だと思うのですが、それはありますか。
 また、係留所まで入るための背後地権者との同意等はあるのですか。区であったり民地であったりすると思いますが。そういう手続きを取っておれば不法ではないわけですよね。
 私も2年前に、いかだを浮かべるために東京都港湾局に何度も足を運んで許可を頂いたのですが、その許可条件に、違反すれば次年度許可は出さないとの記述がありました。
 許可範囲からはみ出している場合はそういうような対応はできないでしょうか。
【行政委員】
 中央区では主に引き船等行っている業者に多いのですが、許可区域からはみ出していたから強制的に次年度は許可しないということはやっていません。ただ、占用許可区域内に納めて下さいという表現で指導は行っています。これからはそういう方向で動くとは思います。
(2)亀島川緑化整備事業に伴う試験施工の実施について(一建)
■説明
  • 議事の方では試験施工の実施になっているのですが、実際は施工前に現地に植物を植えてその状況を検証しながらその結果を施工に生かしていこうという、実験的なことをやっていこうと考えています。
  • 平成22年度から緑化整備事業に着手する予定でおりまして、現在そのための詳細設計を行っている段階であります。
  • テラスの階段状になっている水際の部分については水生植物等を植えて緑化していきたいという話をしたと思います。
  • 干潮域でありさらに汽水域でもありますので水位変動や塩分等も若干ありますので、植物が生長するかどうかという問題、更に船の通行による波の影響で植栽基盤の流出等が心配されるということで、順調に生育が進むかどうか観察するために実際のテラスで実証実験を行っていきたいと考えています。
  • 範囲ですが、霊岸橋下流右岸側、霊岸橋寄りのテラスの端から下流に約12m位の範囲で考えています。
  • 内容につきましては、通常水につかるテラスの3段に縦2m×横50cm~60cmのメッシュカゴを考えています。
  • メッシュですので土砂の流出も考えられますのでその辺の対策も併せながら植栽をしていくというように考えています。
  • 植栽に用いる土ですけれども、土の他に椰子繊維や砕石などもあわせて何パターンか条件を変えて植栽を行い生育状況の観察をしていく予定です。
  • 植物の種類ですけれども、干潮域、汽水域を考慮して、更に植物の市場性等考慮しまして、ヒメガマとヨシを今のところ考えております。
  • 実験の期間ですけれども、植物の生育状況を確認するための実験ですので植物が越冬して新芽が出るまでということで約1年間を予定しています。
  • 実験の場所は霊岸橋から下流側を見て頂くとやっていることが良く見えますので、ご通行の際には気にとめて頂いていろいろ意見をお寄せ頂きたいと思います。
■質疑応答
【都民委員】
 いつから施工に入りますか。
【行政委員】
 3月の下旬ぐらいに物を設置しようと考えております。
 設置については1週間ぐらいです。
【都民委員】
 平成21年度中ですか。
【行政委員】
 設置は平成21年度中なのですが、実験のスパンとしては1年を考えていますので平成22年度1年ぐらいです。3月中に植える予定です。
【都民委員】
 ヨシはどこから持ってくるのですか。
 隅田川や神田川上流にたくさんあるので持ってきましょうか。
 ヨシは丈夫なので、素人が根っこを持って行っても土壌さえしっかりしておけば大丈夫だと思いますよ。
【行政委員】
 ヨシ等の調達を含め、コンサルタントにお願いしています。
 最初の重要な部分ですので、専門のところにお願いしたいと思います。
【都民委員】
 水辺の植栽を行う時に、せっかくなので二枚貝でも巻き貝でも良いので、少しで良いので浄化の実験をして頂きたいのですが。
 貝は水質浄化の戦力になるので何種類かやれば良い種が見つかると思いますし、良ければ自然に増えると思います。
【行政委員】
 参考にさせていただきます。
6.その他(意見交換)
(1)”地域を考える「八丁堀・新川」水辺を考える「亀島川」”について
【副座長】
 皆様に”地域を考える「八丁堀・新川」水辺を考える「亀島川」”という冊子を配らせて頂きました。
 中央区の区民カレッジという講座を通じて公募された20名の方々に5つのグループに分かれて頂いて、去年の5月から7月にかけてやったものです。
 ここにいらっしゃいます小島さんの発表では、かつて中央区に140いくつの橋があって、今は40いくつに減ってしまっているという発表で、中央区というのは本当に川に囲まれていた街だということがよく分かります。再生という言葉を良く使っていますが、再生というのは何なのかというと、おそらく直近でみれば昭和20年代~40年代にかけてやってきたことを一回反省してやり直そうということが再生の原点だと思います。
 特に最近興味を持ったことは、熊本県で球磨川のダムを1個壊そうというかなり大きな英断だと思います。土木の中では正しいことをやってきたという自負がおありになる中で一回とにかく壊すという決断をしたことが貴重です。これが再生ということの原点ではないかと思います。
 そういうことも絡めながら特に日本橋川、亀島川は東京都の都市の中でどういう役割を持つと良いのか、諸先輩方は何を守ってきたか、それを若い行政の方達が何に造りかえるのか。皆さんが望むことがこの冊子に含まれているという理解をして目を通して頂ければと思います。
【都民委員】
 20人の公募者とは、公募者全員ですか。それとも絞ったのですか。
【副座長】
 実は、20人程度にしてくれませんかとお願いしました。実際何人公募があって20人になったかは私は分かりませんが、早い時期に締め切ったと聞いています。
【都民委員】
 5つのいろいろな提案がありますが、今後一つに集約していくのかどうかお尋ねしたいのですが。今後どういう方向に進もうとしていらっしゃるかお聞きしたいのですが。
【副座長】
 行き先はまだまだ多面的にあると思います。
 河川の方達にも本当の意味での街・地域を、川を活用することによってその欠点を補うことができるという、その多面性の中で動いているつもりです。
(2)『NPO法人水都東京を創る会』について
【都民委員】
 「NPO法人水都東京を創る会設立趣旨書」というのがございまして、これは去年の11月6日に東京都の窓口に提出しまして、まだ正式に認可を受けているわけではございませんが、3月6日で4ヶ月という期間内なので内諾は受けています。
 要綱等の部分的な修正指示を受けており、クリアすれば認可されるという段階でございます。
 表書きにございますように、我々は平成15年に「江戸東京の川再発見実行委員会」として発足しまして、これはあくまでも各河川で活動している市民団体をネットワークで図って、東京の川の再生を図っていこうという形で立ち上げました。
 既に、常磐橋の防災船着き場などを中心に毎年、趣向を考えた船を使ったイベントを展開しておりまして、特に毎年7月に行う常磐橋から小名木川の閘門へ行くイベントは6隻の釣り船をチャーターして、かなり大きなイベントになっています。4月2日~4日には「桜のクルージング」という名前で日本橋川、隅田川、神田川を一周し、桜を見るというイベントもございます。
 また、三菱倉庫などを使った都市河川再生をテーマとしたシンポジウムも開催して参りましたけれども、その活動を踏まえ、そろそろ発展解消して、NPOとしてもっとしっかりした受け皿を作ろうということで、今回申請という形になりました。
 目的として、7つ挙げていますけれども、
[1]舟運のネットワーク構築と拡大
[2]親水性を高める河川ならびに港湾環境の改善
[3]災害時における水系ネットワークの利用
[4]都心河川・港湾団体の人的交流の活発化
[5]行政・企業・地元団体等との連携強化
[6]都市観光としての河川・港湾インフラの整備促進
[7]その他、都市河川・港湾再生にかかわる諸活動
ということで、かなり盛り沢山の内容になっています。
 裏に東京都に提出した理事の顔ぶれを載せておりますけれども、特に湾と川ということも一つの切り口として、東京海洋大学の庄司先生ですとか、東京の橋にお詳しい日本大学の伊藤先生ですとか、法政大学の陣内先生を顧問に迎えたりしております。
 これは一般情報として、来年には日本橋のたもとに船着き場ができるということもございまして、今日ご報告させて頂きました。
(3)『儒学と水オープンミュージアム』について
【都民委員】
 私は初めて「第5回川の日ワークショップ」に参加しました。
 3分の発表だったのですが、庭園(小石川後楽園)と湯島聖堂を和船でつなごうという提案です。非常に問題もございますが、ムードとしては地元が賛同して頂いております。それから江東区の「和船友の会」というところにも足を運んでおりますが、絶賛して頂いております。
 なぜ入賞したかというと、都市に和船を浮かべようという話は今までほとんど無く、常識はずれのような内容でしたが、120程いらっしゃった参加者の投票というのがございまして、そこで高得点を頂いたのが上位入賞につながったと思います。
 川の切り口と明治・昭和の古い史跡がたくさんある約1.5kmを和船で繋ぐという、これは絶対観光の目玉になるということを言っていただきました。
 また、阿部副座長さんも言っておられましたけれども災害時に河川を使うという、災害時に道路交通が不可となったときに船という手段が有効になるわけです。
 このことも含め、和船を早急に造るということが重要ではないかと思う。
 平常時は観光船として、非常時には人や物資の運搬として利用してはどうかと思います。
 川から見上げた風景を是非一般の方々にも見せたいと考えております。
 もう一つ、和船と観光を結びつけるということと、ネットワーク、神田川、スカイツリーのある北十間川、隅田川、小名木川、横十間川と繋げていくという幾重にも繋げていくことが重要ではないかと思います。
 たまたま、賞をいただいたので、ご報告させて頂きました。
(4)亀島川の利用・活用について
【都民委員】
 亀島川の利用・活用ですが、スポットの企画というのはその時はイベントですから盛り上がるわけですが、川というものは洪水時には重要ですが、平常時にはあまり利用されていません。
 大きなものは無理ですが、小さなボートの練習を定期的にしてもらったり、企業にクラブを作ってもらうなど、常に活動できる場があるのですからそういう方向も良いのではないでしょうか。
【都民委員】
 JR王子駅のトイレの汚水が40年以上、近くを流れる石神井川に垂れ流しになっていたということがございました。
 亀島川も夏に悪臭がたつので、この悪臭を無くす方法を考えて頂きたいと思います。
 無臭対策について是非お力添えをお願い致します。
【行政委員】
 悪臭対策につきましては、日本橋川下流、亀島川について、平成19年度から21年度にかけ、3カ年で浚渫工事を実施しまして、悪臭がしないような対策をしております。
【副座長】
 複合する形になるのですが、私が去年から亀島川の水門をコントロールしてみて欲しいという提案をしているのですが、その大きな目的は水質浄化が可能ではないかということで、先程話しました道頓堀川で2つの水門を開閉しながら、流れの無い川に1日1回流れを作ろうということで実験をしているわけです。
 もちろん浚渫を行うと綺麗になるのですが、流れのほとんど無い川ですから堆積していくと思います。
 それを水門をコントロールすることで、どういうコントロールをすれば底まで動かせるのか、動かせないのかということを実験してみて頂きたい。実験をすると親水性の高い水面ができますから、先程お話しのあったようなイベントがし易くなるのではないか。ということにつながってくると思います。
 先程、永井さんもおっしゃられたように価値観を変えて欲しい。
 行政側に何かをやってみようという気持ちがないと、我々が問題提起しても議事録に残るだけになってしまうと思います。
【事務局】
 このお話しについてはすぐに結論がつくというものでもございませんので、継続審議ということでお願い致します。
(5)下水道関連行政委員参加の提案について
【都民委員】
 河川の水質を良くしなくてはならないと思いますが、外堀の汚水が神田川に流れて、それが日本橋川に流れてくるということですが、私が思うには下水の水が、どういう形か分かりませんが、神田川に流れていると思います。
 というのは、時間10mmの雨が降ると川の汚れがひどいように感じます。
 私は、下水のありかた等も含めて考えないと川の水は永遠に良くならないと思います。
 この会のメンバーを見ると、東京都下水道局の方が入られていないので、下水道局の方を1名この会に参加して頂けるようにお考えいただきたいと思います。
 そういう形で、下水道局の方が参加されるよう提案したいと思います。
【事務局】
 事務局の方で今後検討したいと思います。
(6)流域連絡会の進め方について
【都民委員】
 今日、議事で早速不法係留を取り上げていただいて非常にレスポンスが良く、ありがたいと感じたのですけれど、何も資料が無い中での議事でしたので残念でした。
 年に2,3回の会ですので、皆さんお忙しいとは思いますが、今までのように分かりやすくご説明いただければと思います。
【副座長】
 皆さんにお集まりいただいて意見交換というのは貴重なことですし、今まで副座長という役割をいただいて皆さんのお顔とか満足度を感じたつもりです。
 今後の会の進め方について、皆さんのご賛同をいただければと思うのですが、一つは行政側から今どのような活動をしているという報告は重要なことですから議題の半分を使っていただく、あとは、次回からは自己紹介というシステムはご担当が変わった場合を除いて必要ないのではないかと思います。
 それよりもかなりいろいろな活動をしていらっしゃる、またノウハウを持った方がいらっしゃるので、その人達が壁を越えて何を思っているのか、1単位15分を2単位くらいで発表し、共通認識を持つ機会を設けた方が有意義ではないかと思います。
【事務局】
 事務局としましても毎回議題を設定し、どのように進めていこうか頭を悩ませているところでございます。
 副座長がおっしゃったように皆さんの意見をいただきたいと思っておりまして、去年も一回、皆様に意見を出していただいて会を行ったことがございますが、そういう形をまた取らせていただいたり、自己紹介は短めにとは考えておりました。
 今後、事務局でもどういった運営がこの会にとって良いのか考えながら進めたいと思います。
【都民委員】
 行政側も半年間作業しているわけなのでそれなりの情報もあるし、市民団体もいろいろな活動をしている中で要望も希望も提案もあるわけですから年2回の会では少ないと思います。
 阿部副座長が話したような、15分の各人の発表の中で面白そうなものを別途分科会にして、行政側も義務として出るのではなく有志が集まって議論し、本会で報告するというようなことができると思います。
【事務局】
 2回というのは最低限ですので、これまでも必要に応じて見学会や意見交換等も行っておりますし、あくまでも最低限ということです。
 四角に囲んだ会ではなく、膝をつき合わせた会のような形も今後検討したいと思います。
 有意義な会ということが大事ですので、同じことの繰り返しにならないように考えていきたいと思います。
7.閉会
【事務局】
 事務局でも議事録をまとめながら次回に合わせて報告できること、考えなくてはならないこと等まとめていきたいと思います。
 また、途中でお声かけすることがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願い致します。
 それでは、お時間となりましたので第六期第1回流域連絡会を閉会させていただきます。
 委員の皆様、本日はありがとうございました。

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