第七期第1回議事要旨

日時 平成24年2月28日(火)午後2時~4時
場所 中央区立新川区民館5・6号室(2階)
一、開会
  • 工事課長あいさつ
二、第七期委員紹介
三、流域連絡会の概要について
四、座長・副座長の選出
五、議事
  • 亀島川緑化整備事業について(一建)
  • その他報告事項(一建)
六、亀島川緑化整備事業現場見学
七、閉会
配布資料
  • 第七期・第1回日本橋川・亀島川流域連絡会次第
  • 日本橋川・亀島川流域連絡会設置要網
  • これまでの日本橋川・亀島川流域連絡会
  • 亀島川緑化整備計画図(案)
  • 降雨量と死魚数・河川ゴミ量の関係

第七期・第1回日本橋川・亀島川流域連絡会 写真

  • 連絡会状況1/6の写真
    連絡会状況1/6
  • 連絡会状況2/6の写真
    連絡会状況2/6
  • 連絡会状況3/6の写真
    連絡会状況3/6
  • 連絡会状況4/6の写真
    連絡会状況4/6
  • 連絡会状況5/6の写真
    連絡会状況5/6
  • 連絡会状況6/6の写真
    連絡会状況6/6

第七期・第1回日本橋・亀島川流域連絡会
[議事及び議事録要旨]

1.開会
  • 東京都第一建設事務所工事課長挨拶
2.第七期委員紹介
 
■委員自己紹介
  • 都民委員、行政委員の自己紹介
3.流域連絡会の概要について
 
■説明資料
  • 資料【日本橋川・亀島川流域連絡会設置要綱】の説明
  • 資料【これまでの日本橋川・亀島川流域連絡会】の説明
  • 第六期の議題及びその概要について
4.座長・副座長の選出
【事務局】
座長と副座長の選出について、要綱では委員の互選による事となっていますが、どなたかご意見等ございますか。
【都民委員】
前回、座長が林課長で副座長が「法政大学デザイン研究所」の阿部さんでした。大変良かったと思います。また同じように林座長に阿部副座長を推薦いたします。
【都民委員】
推薦をして頂いたことは大変光栄ですが、本当に成果が上がったかどうかという事に対して数分前(課長挨拶時)の空気をみるとまだ大きなバリアがある様に感じました。この流域連絡会は、行政側と流域の住民、河川に関する活動をする団体が自由に意見交換をすることが本質的なものであるので、門前払いはやめる。これだけの関心をもつ団体の人達の連絡会というのはないのですから、まだ協議が十分でなくても知りおくこと。ただし、中央区と詰めてくださいとお立場上おっしゃる中で、数分前のようなことにならないと、お約束して頂ければあそこの席に座ることはやぶさかではないです。
【行政委員】
先程(課長挨拶時)の話について、後ほど口頭でお話をさせてくださいとのことで、それはかまいませんとお答えしております。皆様の活動についてのご報告というのは本題を協議した上でして頂くのは全く構いません。今回は門前払いと言う事ではなく、平場の場に後援者としての名前を相手先に何ら話をする事無く、予定とはいえ出すのは如何なものかと。それは出すべきではないと私は思います。それからもう1つ、まずこれを実施するに当たっては河川の使用が当然関係致しますのでこれについては中央区に一言ぐらいは話をしてから平場に出すべきではないかと言う風に考えます。そういう問題があるであろう事をこの場に出す事はこの主催の責任的な立場としてはご遠慮願えないかという主旨です。今回その他のものについて頂いたものは、全てここにお出ししております。
【都民委員】
文書に後援を入れたのは予定と書いてあります。私が文書でお出ししたいと言ったらそちらが拒否されたのです。中央区さんとの話合いが事前にないままここに出してはいけないというのは、おかしいと思います。情報交換はこの会の大きな目的だと思います。それを抜きにしてしまっては門前払いという風にならざるをえないと思います。中央区の許可が得られないのならば、行政側からの提案やアドバイスをもらうこともあるのではないでしょうか。
【都民委員】
何の話をしているのですか。
【都民委員】
もしかしたら今までの中でどうもルールがもう1つ全体に浸透しなかったというのがあるのかもしれませんね。今ご指摘の様に今何の話をやっているのか全然わからないとならない様にルールだけは以降決めてみなさんに徹底しましょうというならそれでもいいです。
【行政委員】
この話は、直接今回の当事者同士でお話をさせていただければと思います。
【事務局】
先ほどご提案いただいたものについて他にご意見がなければ林委員に座長についていただきまして、その場で副座長の選任をさせていただきたいと思います。
【座長】
僭越ながら座長を務めさせて頂きます。どうか宜しくお願いします。副座長の選任です。当事者同士で話合いを進めることで先ほどのご意見についてはお含みを頂いた上で副座長をお引き受け頂ければ大変ありがたいです。阿部委員いかがでございましょうか。
【副座長】
ではお引き受けします。
【座長】
座長、副座長共に決定をして互選を頂きました。自由活発にご意見を頂いて全く構いません。決してバリアを張ろうというつもりはございませんので自由なご意見を頂ければと思います。
【都民委員】
要綱のことで確認しておきたい事があります。神田川下流部は日本橋川・亀島川に入るとの事でこの連絡会が出来た当初議論していたのですが、最近は亀島川や日本橋川の方の問題が多いので必ずしも神田川下流はエリアに入れてません。その辺はどうなのでしょうか。
【座長】
要綱を読む限りは今の様な部分が入ってくるとは読めないのですが、そういった考え方がどうだったのかと言う事については過去にさかのぼって事務局の方で事実確認をして下さい。
5.議事
 
(1)亀島川緑化整備事業について(一建)
 
■説明
  • (C)の右下の整備断面図を説明します。これについては主に東京都が整備する緑化になります。断面図右の方です。そこに水辺緑化としてヨシを植えます。その後ろの平らな部分に管理用通路幅として0.9mを確保しましてテラスの緑化をします。樹種につきましてはハマギク、シャリンバイ、ツワブキ、ヤブランとなります。その後ろ護岸の壁面の緑化についてはツタ類のヘデラを植えます。
  • (A)(B)の整備断面図を説明します。ここについては中央区さんで整備する緑化と散策路となっております。まだ整備はされていません。水辺の緑化とテラスの緑化を少し工夫して一般の方が水辺の近くを散策出来る様に通路幅を広く確保して転落防止やアクセス階段等を造ります。散策路の設置区間は、道路からアクセス出来る階段等を造ることが可能な場所を選んでいます
  • 平成元年から東京都の第一建設事務所において護岸の耐震化、親水性に配慮したテラス式の護岸の整備を実施しました。今回の緑化整備はそのテラス部分を緑化するもので、亀島川全川を緑化する計画です。今年度につきましては新亀島橋から亀島橋さらに高橋までの左岸側で実施しています。
  • これまでは洪水や高潮の被害を防ぐことを最優先に整備を進めて来ましたけれども今後は緑化を含めた環境整備を進めていき、都市の貴重なオープンスペースがある河川の水辺空間を緑化してコンクリート護岸の表面温度を下げる等ヒートアイランド現象緩和を計っていこうと考えてます。散策路を整備して人々が潤いと安らぎを感じ水辺に親しめる空間を創っていきたいと考えています。散策路を含めて緑化整備を平成27年3月までに完了する予定で実施していきます。
■質疑応答
【都民委員】
植栽等している中でネズミのフンやネズミがいた等、ご覧になったことございますか。
【行政委員】
現場に行ってネズミを直接見た事はないですが、死骸はこの植栽の中で1匹見ました。
【座長】
巣穴はどうですか。
【行政委員】
巣穴は確認できません。
【都民委員】
この計画が平成26年度3月までに完了すると、亀島川に沿った散策路と言うのは連続的に出来るようになるのでしょうか。続けて散策できるのと、ほんの少し動けるのではすごく大きな違いがあると思います。
【行政委員】
右側(B)の部分の上流側と、左側の下流(A)の部分の2箇所しか散策路としてオープン出来ないという計画になっております。全体を散策路として整備する場合、高橋の所のテラスが連続していないのでどうしてもそこは出来ないです。
【行政委員】
高橋の所がスロープが使えるとの事で車イスでも降りることが出来ますが、こちらに関して出来ないと言う事が少し気になります。(B)の断面でこのデッキの所のレベルはAPのいくらというのは出ていますか。
【副座長】
約APの2.3mです。
【行政委員】
道路のレベルはAPのいくらですか。
【副座長】
防潮堤自体が4.3mぐらいですので2m近くです。
【都民委員】
バリアフリーとしてスロープが大前提であるとすると可能性が出てくると思います。その後どういう防潮堤をそのスロープの間に流せるかで、今の防潮堤がさわれないと言う事ではない訳ですからそういう所までもう少し切り込んで頂きたいと、希望として申し上げます。
【座長】
別の視点から今のことに少し参加させて頂きたいと思います。ここを歩ける様にして頂きたいという希望がある一方で、私は今で十分だと思います。隅田川のテラスに大変綺麗なものが出来ています。こんな所小さい川に入れたら幼児の水難事故は本当に増えると思います。入れる様にするという議論だけでいくとむしろ怖いと思います。もちろん一部分は入っても良いですがここから先は入れないという所があっても良いと思います。
【都民委員】
色々なご意見を中央区の方に伝えてみてもいいですね。
【行政委員】
鯉のぼりを泳がせるとか、夏は七夕を飾るとか、それからクリスマスツリーを飾るなどそういう川の利用は出来るのですか。
【座長】
川は自由使用ですが、物を置いたり設置したりする場合には河川管理者の許可が必要になりますので中央区さんにご相談頂ければと思います。
【都民委員】
区の方にこんな意見が出たと事務局の方から伝える様な形でいきましょう。
【都民委員】
簡易船着場が今度2つ出来る事は非常に良い事だと思います。この簡易船着場を河川及び運河のそばに設置する場合、東京都が考えて施工しないと出来ないのか。それと隅田川沿いの簡単な船着場、それから朝潮運河近辺にこの様な簡単な船着場を設置する事は都と区のどちらで出来るのか。中央区は災害時の物資運搬に、河川が有効に利用できます。隅田川沿いの月島など今は船を着けられないとなっていますがそれを何とかしてほしいと言う話があったものですからその設置基準について伺っておくと他の部門で非常参考になります。
【行政委員】
亀島川の簡易船着場については計画も河川管理も中央区さんです。隅田川については一建で管理している部分もあります。佃島と石川島辺りは中央区さんが管理しております。
(2)その他報告事項(一建)~降雨量と死魚数・河川ゴミ量の関係~
 
■説明
  • 第一建設事務所では川に浮いているゴミを清掃する業務をしております。河川数ですと30河川。延長ですと107Kmにおよびます。この区間について日曜日を除く毎日清掃船を走らせてゴミを取り、掃除をしている中で魚が浮いていればそれも回収しています。
  • グラフは今年度1年間、4月から昨日までの毎日の降雨量と日本橋川と、30河川の合計で清掃船で回収した死魚の数。これをグラフ上にプロットさせて頂いております。青い縦の棒グラフは1日当たりの雨の降雨量、グラフの左の目盛りは雨量(mm)です。オレンジ色の小さな点は日々の日本橋川で回収した魚の数です。
  • 前回の流域連絡会で雨が降った後に死魚が多いのではないかと少し出ましたが、グラフにして見てみると必ずしも明確な相関は現れないという結果になりました。
  • このゴミ量に関してのグラフを見ますと、おおむね雨が多く降った後にゴミも増えて段々減っていく、また雨が降ると少し増えてその後段々減っていくという傾向が比較的あらわれていると言う様な気がしております。残念ながらハッキリと雨が降った後に死魚が多いと言う結果にはならなかったと言う事です。
■質疑応答
【都民委員】
このグラフはこのグラフで大変参考になります。ただ10mmぐらい降ったらほとんど流れてしまいますから、魚も浮いてきた物はそのまま東京湾まで行ってしまうのです。だからその辺の状況がどうなっているのか。もう1つ魚が死ぬ原因は降った後に天気が良すぎて下のスカムが浮いてその酸素が吸収されて酸欠になって死ぬ。そのタイムラグがあるのでそれも見なければいけない。だけどこのグラフは参考情報として有用です。お互いに調べましょう。今後調査の対象としておもしろいと思います。東京湾のへい死状況の調査のデータはありますか。
【座長】
我々で回収出来なかったゴミについては港湾局でも定期的に清掃船で捕まえている訳ではないですので、おそらくそのデータはないのではないかと思います。
【都民委員】
人為的に捨てられたものが結構あるので、もし本当にゴミを減らそうと思ったら1人1人の気持ちを変えていく事が必要かなと感じております。
【都民委員】
清掃船の管理とか一建が全部やっているのですね。清掃船は4隻ですか。
【行政委員】
清掃船に関しては12隻持っております。大きいものから狭い河川に入るような小さな船まで色々使っております。
【都民委員】
一建で持っている清掃船のコンベヤーの隙間間隔は3cmぐらいですか。
【行政委員】
直接計ったことはないですが2~3cmぐらいです。
【都民委員】
大雨が降ると隅田川や日本橋川もそうだと思いますが溺れているハゼが結構多いです。それが大量に浮いてくる事がありますが、ここに出ているのはほとんど鯉ですか。
【行政委員】
そうですね。鯉は多いです。ハゼは恐らく入っていないと思います。タモ網等も使っていますが、やはり全部は捕りきれていないと思います。
【都民委員】
ゴミの件の質問です。ゴミの船は何時頃来ますか。
【行政委員】
作業基地を朝8時30に出発致しまして3時半から4時の間に基地に戻ります。例えば隅田川とかは同時に何隻か出ていたりしますが、日本橋川については基本1隻で清掃しています。
【都民委員】
ゴミを取る時にスカムは入っていないですか。
【行政委員】
スカムは網ですくってもすくえないです。あまりにも酷いときには船のスクリュー等でかき混ぜます。当然コンベアーにも乗ってきません。
【都民委員】
柄杓の様なものですくうやり方ではどうでしょうか。スカムは川の外観を非常に悪くしてます。スカムを取る事によって川の印象がだいぶ変わると思います。
(3)その他報告事項
~平成23年度中央区文化事業助成対象事業~
【副座長】
この度『わくわく・すいすい・Kidsクラブ』中央水辺実行委員会をつくりました。内容は、小・中学生と一緒に中央区の川と運河を船で巡り歴史と文化を学びながら水辺の再生とまちづくりについて考えます。クルージングによる見学会を子供達を乗せて9回、5月と6月にかけてやります。第2ステージとしてはワークショップによる提案、作品づくりを夏休みにかけてやって9月に発表展示会をやると言う流れでございます。お願いしたい事は区民委員の方々に色々な形でご支援頂ければありがたいと思っております。また、行政の方にはスケジュールの中に工事等々に関してございましたら調整しなくてはいけないので早めの情報を頂きたいとの事です。
(4)その他報告事項
~神田川・日本橋川・亀島川流域におけるマリンジェット(水上オートバイ)の規制について~
【都民委員】
日本橋船着場が出来た事も含めて非常に多くの船が入り乱れて色々な事が課題になっています。今1番問題になっているのが安全です。1番大事なのは事故が起きない様にする事です。マリンジェットは屋形船や観光船と衝突する事が危惧されていて私共色々な船を出している関係で事前に規制を行いたい。屋形船組合から協議して東京都河川部、千代田区、文京区、台東区の各区に水上オートバイの規制をかけてほしいと言う陳情書を出すと言う形でまとまりました。すでに江東区の内部河川はマリンジェットの使用を禁止しています。皆様へのご協力をお願いしたいとの事です。
【行政委員】
河川部さん、こういうのは神田川と日本橋で都の告示でなっているのですが、こちらは告示とかの可能性あるのでしょうか。
【行政委員】
江東内部河川については就航ルールに定めています。係が違うので詳しいことはわかりませんが、マリンジェットだけではなくてもっと大きな議論の中で規制したとの事になると思います。
(5)その他報告事項
~「お花見ウォーク2012」と「東京スカイツリー周辺の新しい文化・観光スポットを探る」~
【都民委員】
「お花見ウォーク2012」は神田川ネットワークで毎年春の桜見ウォークと言うのをやっています。今年は東御苑とか外濠を見ようとの事で靖国神社や北の丸も入れて1周して桜見物をしようとの事です。もう1つは5月の東京スカイツリーが開業する前に店や博物館など文化観光の目玉になる様なものを先に検討してみようとの事でフィールドワークをやります。ご興味がありましたらどうぞ。 先程(課長挨拶時)議論になりましたものは、都心河川を市民の触れ合いの場にと言うのをタイトルにして水質や水の浄化を調査する一番簡単な方法としてハゼ釣をして魚がいるかどうか見るものです。日本橋川・亀島川をもっと触れ合いの場にしていく為の市民の立場から自発的な活動をしていこうとの事で企画提案しているものでございます。団体や行政が一同に集まる意見交換会の場ですからこの構想的なものも出した方がいいだろうと用意したものです。
(6)その他報告事項
~「早稲田学報」と「外濠-江戸東京の水回廊~
【都民委員】
早稲田学報に取り上げて頂きました。私は一昨年から何度もこの会に資料をお渡しています。神田川や東京スカイツリーの北十間川・横十間川・小名木川に和船を浮かべようと言うお話まで発展しています。現代にもう1回和船を復建し、和船ムードが盛り上がると同時に絵になる川にしようではないかとの事です。2枚目は阿部先生がご在籍なさっている『法政大学大学院エコ地域デザイン研究所』で高橋賢一先生に外濠と儒学の道をつなげる私の案が採用して頂きまして3月10日に高橋先生の退官記念の本が初めて外濠が単行本になって鹿島出版から出ます。
6.亀島川緑化整備事業現場見学
 
■説明(上流側)
  • ここは新亀島橋で上流側を向いております。前に見えるのが日本橋水門と霊岸橋になります。左側植栽が植えてあるのは平成22年度に緑化工事として行った場所です。手前側今は枯れておりますがヨシを3段植えております。ヨシは今枯れておりますが途中何もない所があります。これがヒメガマを植えたのですが生育があまりよくなく枯れてしまいました。その後ろ、管理用通路として90cmとっております。その裏にテラスの植栽としてシャリンバイとかキクの種類を植えております。その後ろ護岸、防潮堤がありますがそこにパネルを貼りましてヘデラ、ツタ類を下から上に登って行くように植えております。施工前の写真です。不法係留されていた船を自主的に動かして頂いたことで、この緑化整備が行えました。
  • もう少し右、先ほど見ていただいた後ろの方を見ていただけますか。左岸側に散策路を造ります。左手のクリーム色の建物がある辺りからアクセス階段を造り、川側テラスに下りて頂く計画を立てております。川のもう少し上流側を見て頂きますと木があります。あそこにもう1箇所アクセス階段を造る予定にしております。それによって2箇所で行き来ができる場所を設ける事となります。
■質疑応答
【都民委員】
隅田川のテラスに水路があってそこに水を供給する風車を造りましたがあれは風情としてとても良く、水を供給する機能となりますしあれは良いと思います。やったらどうでしょうか。
【都民委員】
冬はヨシは刈らないのですか。
【行政委員】
今は刈ってません。こちらは中央区さんで管理してます。
■説明(下流側)
  • 今立っている所が新亀島橋です。下流側に見える濃い青い橋が亀島橋になります。その先にもう1本高橋があります。今立っている所から亀島橋の130mと亀島橋から下流側の高橋までの約140m、合計270mの区間を今年度緑化しました。緑化している種類は上流側と基本的に構造は一緒です。上流側のヒメガマの1番下、水辺の植栽のヒメガマが枯れる事がありまして、下流側は枯れないヨシで統一しております。壁面の方のパネルも上流側と同じでツタ類ヘデラの植栽をしております。真ん中のテラス花壇の所、上流側は2種類の植栽をしています。ベニバナシャリンバイと言う種類とハマギクと言う種類でしたが、下流側はさらにツワブキとヤブランと言う種類を加えて全部で4種類真ん中の花壇の所の植栽をしております。今、橋の手前左側に見るのが植えたばかりの所でベニバナシャリンバイで、その前方の船が泊まっている手前ぐらいの所がツワブキになります。左手の船の丁度横の所がハマギクで黄色い白い花になります。花の咲く時期をずらして年間を通じて花が見えるように植栽を選定しております。施工前の写真です。不法係留船はどかして頂いて、許可制の船のところを除いて植栽をしています。
■質疑応答
【都民委員】
船着場はどのような形式でできますか。
【行政委員】
簡易船着場は上流側と下流側2箇所造る計画になっております。計画としてはEボートに乗って川を遊べるそういう事を考えた船着場になりますのでそんなにガッチリしたものではないかもしれません。
7.閉会
  • 事務局より閉会の挨拶

降雨時に役立つ情報

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