第3回議事要旨

日時 平成26年11月14日(金)午後2時00分~4時30分
場所 中央区立築地社会教育会館講習室(2階)

一、開会
  • 座長挨拶
二、議事質疑応答
  • 都民委員の提案について
三、その他報告事項(一建、河川部)
四、閉会
配付資料
  • 第八期第3回日本橋川・亀島川流域連絡会次第
  • 座席表
  • 日本橋川・亀島川流域連絡会都民委員提案資料
  • 東部低地帯の河川施設整備計画
  • 日本橋川防潮堤耐震補強工事に伴う現況測量平面図
  • 日本橋川防潮堤耐震補強工事に伴う地質調査(ボーリング)実施予定箇所図
  • 「日本橋川防潮堤耐震補強工事に伴う地質調査(その1)」水上ボーリング櫓設置状況
  • 平成26年度日本橋川緑化整備工事施工箇所図
  • 亀島川緑化整備計画図(案)
  • 亀島川係留保管施設の管理
  • 浮島による河川の水質改善効果について(過去実験報告の抜粋)
  • 第八期第2回日本橋川・亀島川流域連絡会議事要旨
  • 水質改善を目的とした亀島川水門・日本橋水門の開閉について

第八期・第3回日本橋川・亀島川流域連絡会 写真

  • 連絡会状況1/6の写真
    連絡会状況1/6
  • 連絡会状況2/6の写真
    連絡会状況2/6
  • 連絡会状況3/6の写真
    連絡会状況3/6
  • 連絡会状況4/6の写真
    連絡会状況4/6
  • 連絡会状況5/6の写真
    連絡会状況5/6
  • 連絡会状況6/6の写真
    連絡会状況6/6

第八期・第3回日本橋・亀島川流域連絡会
[議事及び議事録要旨]

1.開会
  • 座長挨拶
2.議事 質疑応答
  • 都民委員の提案について
<<日本橋川水門と亀島川水門を開閉する社会実験について>>
■説明【都民委員】
  • 日本橋水門と亀島川水門を開閉する社会実験を提案します。
  • 水門の開閉により人工的な流れをつくることで、感潮河川の水質浄化が期待できます。水門開閉の実験をすることで、日本橋川が綺麗になる可能性を探っていくべきだと考えます。
  • この提案の背景として、東京の交通インフラをどうしていくかという中で、新たな水上交通システムを構想すべきではないかとの思いがあります。水面の性質の違いと交通システムの違いを組み立てて水上交通を考えると、閘門を設置し内部河川を静水面化することで、海上水面・河川水面・静水面の3つを利用した新たな水上交通システムを考えます。
  • 日本橋川の不法係留船問題の早急な是正を求めます。
■質疑応答
【行政委員】
前回の流域連絡会の時にこの話が出てきまして、私どもの方でも色々調べてみました。大阪の道頓堀川と東横堀川での水門の開閉状況を調査しました。大阪市では、平成16年から水門の開閉を開始しています。水質の調査結果としては、BODは平成13年頃から改善傾向にあり、平成15年頃からは概ね2~3mg/Lで推移しています。DOについては、平成11年頃から6mg/Lぐらいで推移しています。大阪市では、東横堀川と道頓堀川に、大川(旧淀川)と寝屋川が流入しています。平成15年度のBODについては、大川は1.3mg/L、寝屋川は12mg/Lとなっています。このような状況から、なるべく大川の水を取り入れて、水質の良くない寝屋川の水を取り入れないようにしたいというのが水門開閉の発端になっているかと思います。一方、亀島川の場合、下流側が隅田川、上流側が日本橋川となっております。これらの河川のBODは2~3mg/Lであり、ほとんど差がない状況です。このため、亀島川では、大阪のような大きな効果は出にくいのではないかと思います。もう一点、実施する上で課題になるのは、水門の開閉による船舶への影響です。大阪市の場合、閘門というものがあり、水位差を調整して船が通れるような機能を持っています。一方、亀島川には係留船があるために、水門を閉めてしまうと船の運航に支障が出る恐れがあります。また、水門を開けた際に亀島川から隅田川に水が流入するために、隅田川を航行する船が横波を受け転覆する恐れがあります。現状では、このような課題もあります。
【都民委員】
雨で下水の流入があった時には日本橋川の水がかなりひどいことになっています。1週間から10日ぐらい時間が掛かって、隅田川と同じような水質に戻っていくのかなというふうに見ていますが、もしかしたらその辺をこの水門閉鎖で入れないようにするとか出やすいようにするとかいうことでのコントロールがあるのかなと思ったところがあります。亀島川は閉鎖しても大丈夫な構造になっているのであれば、そこで実験をやってみる価値はあるのかもしれないという感じがしました。
【都民委員】
日本橋川は流れがないわけですから、川全体を何らかの水位コントロールできる構造に仕立て上げないと日本橋川の水質は良くならないと思います。日本橋川をどうやって綺麗にしていこうかというところが重要で、これから有効な観光資源にするとすれば綺麗な水の中で親しんでいただける環境・システムをどうつくるかということをご提案したわけですので、その面から問題提起をとらえていただきたいです。上流の方で雨が降った時に、それが都心に流れてくる速度はだいぶタイムラグがあります。もうひとつ重要なのがやはり感潮河川だということで、どうやって綺麗な状態を保っていくかを考えなければなりません。
【都民委員】
日本橋川の水質悪化は、雨が降ると外濠にある汚い水が日本橋川に流れてくるということ、神田川上流の江戸川橋の方から流れてくる途中においても下水管からかなり汚い水が流れてくることが要因にあると思います。この問題を解決する方法としては下水道局が飯田橋から芝浦までの下水道を整理してお堀の水を河川に流れ出さないような方式を考えているということで、10年間はとりあえず今のままでは水質が改善されない状況になりますので、別の面から水質の改善が望める方法を考えていかなければまずいと思います。
【行政委員】
この流域連絡会の皆様の意見というのはどちらかというと日本橋川の水質改善の方に焦点があるのでしょうか。亀島川の水門はなかなか難しく、亀島川の水質も隅田川と一緒だというところの中で、焦点を絞ると日本橋川の水質改善で何かできないかというようなところなのでしょうか。
【都民委員】
私が言いたいのは、まず流れをつくると。実験をすることで日本橋川をある程度綺麗にできるかもしれない、それが将来的に日本橋川全体でものを考えた時にある可能性が捉えられれば良いのではないかと、そういうスタンスでものを考えれば良いんだと思います。
【行政委員】
川の水は流れている方が水質にとっては良いですよね。同時に船の運航のことも考えると、あまり水門があるとどうなんだという気もするんですけれど、その辺は何かあるのでしょうか。
【都民委員】
基本的に私が提案しているのは、閘門を作りましょうということです。それで静水域を作り、船の行き来も水の行き来もできるようにしましょうということです。あと重要なのは、今日本橋川は流れがあると思っているか思っていないかということです。感潮河川ですから行ったり来たりの中で少しずつ下流に行くだけなのです。それを一日2回、もしくは夜中の干潮時に1回でも流れを作れば、だいぶ様が変わる可能性を持っているのではないか、それを言うならば具体的な社会実験をやってみませんかということを申し上げているのです。いずれにしても下水が解決しないとできない問題というのはあるわけですが、ただ考えがとどまっているよりは、一歩ずつ踏み出して具体的に何ができるかということを東京の河川で考えてみるのが良いのではないかと思います。
【行政委員】
水上交通のことだけ考えると別に閘門はなくても良いのかなと思います。ただ水質改善という意味で下水が対策をするのに加えて、例えば閘門をつくるのはどうだろうかと。せっかく閘門をつくるなら水質改善に少しでも寄与したらと。しかし大阪の事例と比べてみると日本橋川ではあまり効果はない、みたいな意見もありました。とりあえず、今日思いとしてあるのが、「日本橋川の水質改善」というところと、そう考えてよろしいですか。
【都民委員】
そうです。
【都民委員】
私は水門の開閉自体はそんなには効果がないのではないかなという話はずっとさせていただいていたんです。もし維持メンテのために年に一回上げ下げするよということがあるのでしたら、そういう実験みたいなもので一遍やってみても良いと思います。閘門をつくることで大きな船が入るようにするというお話もありましたけれども、日本橋川は地下鉄の銀座線が比較的浅いところを通っているので河床をそれ以上深くできないとか、あるいは常磐橋のところの桁が非常に低いので水位が上がっていても今度は上がつっかえて通れないとか、そういう非常に悩ましい川です。無理に水面を作らなくても良いのかなというふうには思います。水質浄化ということに関しては外濠の水を改善しようという動きもあるので、少しずつこれから良くなればいいと思います。日本橋川は昔の運河ですから、蛇行したり広くなったりしていて非常に水の抜けが悪い川です。それで合流式下水道を解決するというのが一つ大きな施策ではあると思うのですけれども、もし可能であれば、神田川の流末に水質浄化の水門をつけるというようなことを検討していただけたらと思います。日本橋川が例えば汚いときでも、上の方の神田川は比較的綺麗な隅田川の水が入ってきます。水門をつくれば、神田川に溜まった綺麗な水が日本橋川に集中して流下するということになりますので、何日もかかって水が抜け出たのが、もっと早くなります。
【行政委員】
神田川と日本橋川はつながっているということですが、極端な話、神田川の川の水がなくなって日本橋川の方に流れると、それだけたくさんの水が流れてくることになるので、今の護岸の高さで大丈夫なのかなどという防災上の問題がでてくることになるという感じを受けたのですが。
【都民委員】
亀島川のこの水門というのは何のためにつくったのですか。
【都民委員】
高潮対策です。
【都民委員】
もう一つ水質の問題で、上野駅では不忍池の水をくみ上げて綺麗になっているのですが、東京駅でも同様に水を利用したらどうかと思いました。
【行政委員】
最後の係留船の問題に関して、もし中央区さんで何かお話があれば。
【オブザーバー】
区の方としても、今回護岸整備というターニングポイントがあり、線を引いてそれまでには片付けるということで改善計画を提出してもらっています。先日、占用許可をお持ちの方と船舶について今後どうしていくんだということでお話をして、護岸整備の際には全てなくすという方向で現在動かせてもらっています。占用許可を持っている方と持っていない方、また船検切れの船や沈船なども含めて、話を詰めて、期限としては平成28年ということで動いています。また、水道が引かれている件に関しても建物所有者さんとお話をし、理解をしていただいています。
<<日本橋川沿い及び亀島川沿いに関する提案>>
■説明【都民委員】
  • 亀島川沿いの「木造テラス歩道(こども川・ミュージアム)」の設置を提案します。
  • 都心に住む人たち、とくに子供たちにとって、亀島川の貴重な川と緑(水生植物)を身近なものとさせたいとの思いから、亀島川沿いの緑化事業をもう一歩進め、霊岸橋から高橋に約550mの木造テラスをつくることを提案します。
  • 歩道沿いには、子供たちの作品と水生動植物等を展示するガラスボックスを並べて設置し、亀島川の周辺の小学校に一部管理をしてもらう構想をしています。
  • 東京舟運コースの提案と合わせて、観光面での話題提供にも期待ができます。
  • 日本橋川沿いの「大手町連鎖型都市再生プロジェクト」に関して、本当に都民のためを思った整備になっているのかと首をかしげるような点がありましたので資料にまとめました。
■質疑応答
【行政委員】
資料の33ページで言われているA・Bテラス地区は、東京都さんの方で整備をしているところです。Cテラス地区は、区の方で緑道の整備をする予定となっていますが河川敷のアクセスする部分が確保されていないためまだ具体的にいつできるかというところまでは至っていません。スロープについては、車いすの方でも水辺に近づけるようなスロープと、階段は作っていく予定です 木製デッキについては、経年や降雨により滑りやすくなるということもあり、どうなのかなと考えているところもありますが、腐らない・滑らないものもあるというお話だったので、私どもの方でも調査・研究してみたいと思います。いずれにしても、費用対効果等を含めて総合的に判断していくしかないのですが、我々は自由な発想が生まれてこないということもあるので、分かりやすい絵を描いていただいたのをお見せいただいて、今後参考にしたいと思います。
【都民委員】
最近若者は、カヌーとかカヤックとか、あとスタンドアップパドルでやってくる人たちが日本橋川、神田川を行ったりするのですが、やはり乗り降りする場所に苦労するということなので、和船も含めて、例えばこういう場所で、乗り降りしやすい場所を確保できれば良いかなと思いました。
【行政委員】
船着き場に関しては、地元との調整もあってまだはっきり決まっていないところもあるのですが、カヌーとかカヤックの船着き場は簡易船着き場のようなものでも利用ができるということなのでしょうか。
【都民委員】
潮の高低があるので固定桟橋は難しいですが、潮の満ち引きによっては乗れるものがあれば使いやすいと思います。
【都民委員】
以前オリンピック選手に来てもらって、どうすればできるかとやってみたら、いわゆるラフターと桟橋をいったんつなげて、そこに降りてカヤックに乗るのが一番安全だということなので、一人で遊ぶということでなければ、普通の桟橋をうまく利用できると思います。
【行政委員】
そうすると、簡易船着き場みたいなものがあれば十分ということですね。分かりました。
【都民委員】
あとは、利用させてあげること。
【行政委員】
閉鎖的な船着き場ということではなくてということですね。そういう意見を伺いましたので、どういうものができるかということも含めて、検討していきたいと思います。
3.その他報告事項
~浮島による河川の水質改善効果について(過去実験報告の抜粋)~
  • 過去に日本橋川などで浮島による水質浄化実験などを実施していたので、要点を抜粋して整理しました。
  • 実験期間としては平成7年度から10年度まで行っており、水質・維持管理・景観の3つの項目で評価がなされています。
  • 維持管理上の面としては、植物が有機物を吸収した後、これを撤去・再植生しないと効果が得られないため、定期的な管理が不可欠となり、これらの水上でのメンテナンスに費用が多くかかってしまいます。常時運用する際には浮島の固定、大雨時には一時的な撤去も必要となりさらに費用が多額になります。また、浮島の植生に害虫が発生したという記録があります。
  • 景観に関しては、アンケートの結果、浮島緑化を良いとする回答が多かったものの、「川が狭くなったような気がする」「不自然に思う」などの意見も多数ありました。
■質疑応答
【都民委員】
私の提案は、浮島型の植栽により人々がいいなという感じで観察してくれるのではないかということと、魚たちへの安息地という意味を込めてしたものです。 べらぼうに大きな浮島をつくるわけではありませんので、アンケート結果にあったように不自然に思うという意見は出ないものを設置するというつもりなのですが。あち、植生に発生する害虫については、魚のえさにもなりますし、環境を悪くするという方向には向かわないと思っています。
【行政委員】
アンケートに関しては、あくまでもそう思う住民の方もいる、ということかと思います。それから、説明で抜けがあったのですが、ここに載せてある水質の結果というのは今から15,6年前のもので、現状水質はこれよりも改善しているということですので、ご承知おきください。
【行政委員】
実験の結果、残念ながら効果はいまいちということで、採用は厳しいということです。
【都民委員】
ただし私の場合には溶存酸素を人工的に送り込む装置を一緒にした形なので、単なる植物を水中に置いただけではない、違うものであると思っています。
【行政委員】
前回は空気を送るような実験はありませんでしたが、ほかの河川でもそういった実験をしていたという経緯もあります。それで費用対効果などの懸賞を行った結果、流れのある河川では効果が限定的ということで、本格導入に至らないところもあるようです。
~日本橋川防潮堤耐震補強工事について~
  • 東日本大震災の発生を受け、今後最大級の地震が発生した場合においても、各施設が機能を保持し、津波等による浸水を防止することを目的とした計画です。平成33年度までの完了を予定しています。
  • この中で日本橋川も対象になっていて、平成31年度までに完了させる予定となっています。今年度は整備の前段としての日本橋川の測量と地質調査をしています。測量作業に関しては、日本橋川の豊海橋から茅場橋の区間が対象箇所で、すでに完了しています。地質調査に関しては、現在水上ボーリング、地上ボーリングをしています。
~日本橋川緑化整備工事について~
  • 今年度も引き続き、日本橋川の緑化整備工事を実施します。
~亀島川緑化整備工事について~
  • 資料40ページの図面の中で、緑色で示した部分が概ね緑化を済ませたところです。今年度は図面上で赤色で示されているところ、すなわち高橋と南高橋の間と、高橋の上流左岸側の一部で工事を実施する予定です。
  • 緑化については亀島川の他の部分と同様の形で行います。これについては来年の1月以降に工事が現場に入るように予定しています。
~亀島川係留保管施設の管理について~
  • 昨年度、係留保管施設を整備しました。地元の町会の要望もあり、これを適正に管理するため、監視カメラを設置することにしています。
■質疑応答

【都民委員】
37ページで、ボーリング調査を陸と川でやっていますが、どういう情報の違いを得ようとしてやっているのでしょうか。
【行政委員】
想定されている地震に対して今の防潮堤は持つのか、もし持たないとするとどういう対策をすれば良いのかということを検討していく中で、当然その地盤の状況というのは構造計算をするのに必要になってきます。護岸をつくる時に掘削をしたりということで、地盤の状態が防潮堤よりも川の中側、あるいは陸側で違う部分がある場合もある。それと同時に、構造計算をする時には水よりも高い位置の土のデータというのも当然必要になってくるので、データとしてあった方がより正確な設計ができるということで、これだけの数をやっています。
【都民委員】
無駄だと質問したわけではなくて。この豊海橋の下のボーリングがやられていないのはお分かりですよね。今この絵に描いてある、豊海橋の左にある下の丸。
【行政委員】
ここもやります。
【都民委員】
けれど、こちらの四角い建物のわき、都の財務局にこの間移管した土地の方でボーリングをしましたよね。私が言っているのは、この計画が実施といびつになっているのではないですか。
【行政委員】
豊海橋のところに丸があって、左側に間隔があいて丸があって、その間はたしかに係留船がびっちり止まっているので、なかなかできなかったということです。
【都民委員】
けれども、今陸地のところで昨日かいつかにばらしたのは、誰がやったのですか。ここの計画に入っていないものが一つやられているけれども。その実態をつかんでいらっしゃらないのですね。
【行政委員】
その場所というのはどこですか。
【都民委員】
今の豊海橋の左の丸がなくて、陸側に四角い建物がありますよね。その隣に、この間まで河川部が管理していた土地があって、それを財務局に移管した。一番問題なのは、違うところでボーリングをしたということ。川を陸地に変えませんでしたかということなんです。
【行政委員】
それは変えていません。
【都民委員】
そうですか。また実態をお見せしないといけないですね。
【行政委員】
再度確認の上、ご報告致します。私が聞いている限りでも、水上の青いところはやっているはずです。地上のところは区さんのご協力を得ながらできるところでやっている形です。この豊海橋の左も、これからやる予定なんです。
【都民委員】
もう一つ、41ページですが。この係留施設は前の会議では6月に供用を開始するとおっしゃっていましたが、何故こんなに遅れたのでしょうか。理由があって遅れたのだと思いますが。
【オブザーバー】
この施設については、昨年度後半に浮桟橋とか係留杭を設置し、当初はその後速やかに供用を開始して適正な係留を実施する予定でした。しかし、その後の調整の中で、運用するにあたっての安全管理について地元の方の意見等をいただきました。その一つがカメラの設置です。なので、現時点では12月中にカメラを設置して係留保管施設を開設するということで進んでいます。
【都民委員】
ということは、今亀島川に浮かんでいる不法係留船は12月時点で全部そちらに行くんですね。
【オブザーバー】
12月に再度、不法係留している方を集めて、手続きをとる予定でいます。今回ほとんどの方がこの施設に移動する希望を出しています。開設後、不法係留が亀島川から一掃されると認識していただいてよいかと思います。
4.閉会
  • 事務局より閉会の挨拶

降雨時に役立つ情報

事業別に見る