渋谷川・古川の川づくり

 渋谷川・古川は、かつては下流部では舟運が栄え、上流部は水車が見られるような田園の中ののどかな川であり、唱歌「春の小川」のモデルになるなど人々に親しまれた川でした。
 しかし、早い時代から流域の都市化が進み、川沿いには家屋やビルが密集して建ち、川沿いを歩けず、護岸は深い掘り込み式となり、水量が少ないこと、悪臭を放っていること等から、人々の川への関心が失われ、まちは川に背を向けるようになってしまいました。
 このため、渋谷川・古川の一部は、蓋をかけ下水道として整備を進める計画となり、渋谷川の上流部と支川は暗渠化され下水道幹線となってしまっています。

 近年、人々の価値観が多様化し、うるおいややすらぎを求めるようになり、川は都市の中の貴重な水辺空間として見直されるようになりました。
 また、河川法が平成9年度に改正され、治水、利水に加え、環境に配慮した河川整備の推進が提唱されたことを受け、渋谷川・古川を地域に親しまれる川に再生していくため、さまざまな取り組みを進めています。

[1]渋谷川・古川の現状と課題

[2]川づくりの取り組み

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