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「東京の川を考えるシンポジウム2018」を開催しました!
つなごう未来へ!身近な水辺~東京の川~

 「地域のつながりの場としての水辺空間の活用」をテーマとし、第1部の基調講演では、法政大学の保井美樹教授にご講演いただきました。今年でシンポジウムは20回目の開催となりますが、女性講師による基調講演は初となります。内容は、海外における都市空間の活用事例を交えつつ、エリアマネジメントの視点から、「水辺とまちをつなぐ・継続する・人と暮らしを育てることがより魅力的な空間を創出する」というものであり、今後の水辺空間の更なる利活用に向けて大変貴重なご講演をいただきました。
 また、第2部のパネルディスカッションでは、河川において様々な活動を行う事業者や地域の観光、イベントに取り組まれている方々にご登壇いただき、河川・水辺のにぎわいを創出するための新たな方法等について盛んに意見が交わされました。ディスカッションにおいては、発言内容をパワーポイントで画面に映し、可視化しながら進行する「ファシリテーショングラフィック」にも挑戦し、聴講者の皆様の理解がより深まったと実感しています。

・テーマ :地域のつながりの場としての水辺空間の活用

・開催日 :平成30年7月31日(火)

・時間  :13時30分から16時30分まで

・場所  :新宿区立区民ホール(角筈区民ホール)(新宿区西新宿4-33-7)

・主催  :東京都

・後援  :国土交通省関東地方整備局

【第1部】 講演

講演題目

川と街をつなぐ:
水辺のエリアマネジメントを考える

 

講演者紹介

保井 美樹(やすい みき)氏 (法政大学現代福祉学部・人間社会研究科教授)

【略歴】福岡県出身。91年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。97年米ニューヨーク大学大学院公共政策大学院都市計画専攻修士課程修了。04年法政大学現代福祉学部専任講師、05年同大学院人間社会研究科准教授。13年より現職。この間10年英ロンドン大学大学院地理環境研究科客員研究員。博士(工学)。専門は、エリアマネジメント、都市・地域経営、地域自治、公民連携など。主な著書に『ポスト2020の都市づくり』(共著・学芸出版社)、『新版エリアマネジメント』(共著・学芸出版社)など多数。
 

  保井先生のご講演の様子

【第2部】 パネルディスカッション

河川・水辺のにぎわいを創出するための新たな方法について、河川において様々な活動を行う事業者や地域の観光、イベントに取り組まれている方々にディスカッションをしていただきました。
コーディネーター:保井 美樹 氏

パネリスト:
荻原 康子 氏(公益財団法人墨田区文化振興財団)
知久 和男 氏(タリーズコーヒージャパン株式会社)
中村 太一 氏(ヒューリック株式会社)
森山 育子 氏(一般社団法人墨田区観光協会)
※五十音順
 
パネルディスカッション
パネルディスカッションの様子

 

お問い合わせ

河川部計画課環境計画担当
03-5320-5425