FAQ~よくある質問~

Q1 無電柱化はどのようにやるの?

A1
東京都では、電線共同溝方式による無電柱化を行っています。電線共同溝は、電線を地下の空間に収容するための施設で、「電線共同溝の整備等に関する特別措置法」に基づき、都市防災機能の強化、安全で快適な歩行空間の確保、良好な都市景観の創出を目的として整備しています。

Q2 電線共同溝はだれが作っているの?

A2
道路管理者(国道:国、都道:東京都、区市町村道:区市町村)が整備しています。
また、電線共同溝からご家庭への引込管やケーブルの入線等は、電線管理者(電気・通信事業者)が施工しています。

Q3 歩道に設置されている四角い箱は何ですか?

A3
歩道上に設置されている四角い箱は「地上機器」といって、箱の中には一般家庭に供給するため、高圧の電気を低圧に変換する装置や、停電時に電気の流れを切り替える装置、各戸用に電気の配分を行う装置が収容されています。
電線共同溝による無電柱化には、必ず地上機器が必要になることから、沿道の方々の理解と協力を必要とします。

Q4 電線共同溝の整備中は、沿道にどのような影響があるの?

A4
計画・設計時には、地上機器の設置場所等について、沿道の方々と調整を行います。
電線共同溝の設置に支障となる水道管やガス管の移設工事の際や電線共同溝工事の際には、歩道上で工事を行うため、通行ルートの迂回や、夜間工事にご協力頂く場合があります。
また、歩道という限られた空間内に電線共同溝を設置するために、支障移設や、電線共同溝工事において、同じ個所を掘削することがあります。

また、各ご家庭に電線を引き込むための工事を電線管理者(電気・通信業者)が行う際に、ご協力をいただいております。

Q5 無電柱化にはどのくらいの期間がかかるの?

A5
無電柱化を行うには、標準的な施工単位(道路延長約400m)の整備に一般的に約7年かかります。

Q6 電柱は誰が撤去するの?

A6
電柱の所有者である電気・通信事業者が撤去します。

Q7 住民の費用負担はあるの?

A7
電線共同溝は、道路管理者(国道:国、都道:東京都、区市町村道:区市町村)がそれぞれ費用を負担して整備しています。
住民の費用負担はありません。

お問い合わせ

道路管理部 安全施設課 無電柱化推進担当
03-5320-5305

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