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道路の立体交差

道路と鉄道

 都内には現在、約1,040箇所の踏切があります。踏切は、道路交通を阻害し、安全で効率的な都市活動の障害となっています。
 東京都では、踏切による渋滞を解消し、都市の機能や利便性を向上させるため、道路と鉄道の立体交差化を進めています。

道路と鉄道の立体交差事業

連続立体交差事業

 道路整備の一環として鉄道を連続的に高架化又は地下化し、多くの踏切を一挙に除却する事業であり、踏切による交通渋滞の解消や、鉄道により分断されていた市街地の一体化、高架下空間の活用など周辺のまちづくりに寄与する極めて効果の大きな事業です。これまで東京都が施行した39事業で395箇所の踏切を除却しました。
 現在、京王京王線や西武新宿線など6路線7箇所(R5.4.1時点)で事業を行っています。  
 引き続き、現在事業中箇所の立体化に向けて工事を進めるとともに、新規事業化に向けて取り組んでいきます。

  • 高架化前
    (環状第4号線(明治通り)の踏切による最大渋滞長約380m)
  • 高架化後

連続立体交差事業の詳細はこちら

単独立体交差事業

 道路を単独で立体化、あるいは鉄道を比較的短い区間で立体化する事業です。
 平成29年3月には、国分寺3・2・8号府中所沢線とJR中央線との交差部の国分寺陸橋が完成し、これにより交通の円滑化がはかられました。環状第4号線(港南・高輪)(山手線・新幹線外)など11箇所(R5.4.1)で事業中です。
 

道路と道路

 交通量の多い交差点では、交通渋滞や、これによる排気ガスの増大などの問題が生じています。このため、一方の道路を高架もしくは地下にする、道路と道路の立体交差の整備を進めています。
 新小岩陸橋では、交通量の多い蔵前橋通りを立体化することにより、交通渋滞の解消や沿道環境の向上を図りました。

新小岩陸橋
(たつみ橋交差点上空から)

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