河川の整備

中小河川整備

流域では都市化が急激に進展し、保水・遊水機能が低下しつつあり、溢水、氾濫の危険度は依然として高いといえます。
このような背景から、1時間あたり50ミリの降雨に耐えられるように中小河川を整備するとともに、治水対策にとどまらず、近年社会的要請の強い自然環境と調和のとれた水辺環境の創出を目指しています。

湯殿川


湯殿川

湯殿川は、神奈川県城山町境に源を発し、八王子市長沼町付近で浅川に合流する延長8.9キロメートルの河川です。
全域にわたり開発が進んでいますが、特に上流域は大規模な団地が造成され整備が急がれています。
現在までに整備計画延長のうち約9割が完了しており、今後は、湯島橋下流までの整備完了に向け取り組んでいきます。

谷地川


谷地川

谷地川は、八王子市戸吹町に源を発し、日野市栄町付近で多摩川に合流する延長12.9キロメートルの河川です。
河道は屈曲が多く、河床も浅かったため氾濫が多く発生し、毎年被害を被ってきました。
現在までに整備計画延長のうち約7割が完了しており、今後は、落合橋上流までの整備完了に向け取り組んでいきます。

川口川


川口川

川口川は、八王子上川町付近に源を発し、中野上町付近で浅川に合流する延長約14.1キロメートルの河川です。
護岸は、経年による老朽化が進んでおり、また、流域の市街化の進行とともに流出量が年々増大し、洪水の危険性が高まっています。
現在までに整備計画延長のうち約5割が完了しており、今後は、山王橋下流までの整備完了に向け取り組んでいきます。

城山川


城山川

城山川は、八王子市元八王子町に源を発し、叶谷町付近で浅川に合流する延長7.1キロメートルの河川です。河川の河岸は侵食が進むとともに河床の低下も見られるなど早急に対応が求められています。
現在までに整備計画延長のうち約5割が完了しており、今後は、出羽橋上流から城山大橋下流までのうち530メートル区間について整備完了に向け取り組んでいきます。

河川の防災・維持

管内の河川の洪水等による災害発生の防止、流水の正常な機能の維持を図るため、河川の防災工事や維持工事を実施しています。
また、周辺の都市化の進展に伴う河川環境の整備のため、河道清掃及び草刈を実施しています。

河川防災工事

  • 南浅川
  • 湯殿川

災害復旧

近年、地球環境の変化、特に地球温暖化の影響により、台風、ゲリラ豪雨や集中豪雨等の記録的な降雨が頻発し、全国各地で大きな水害が起きています。
平成20年8月28日から29日の集中豪雨は、常盤橋観測所で最大日雨量169ミリメートル、時間最大雨量83ミリメートルを記録し、管内河川18河川のうち7河川で36箇所の被害を受けました。 被災箇所のうち緊急性のある箇所は、被害の拡大防止のため当日夜間から緊急応急工事を行い、また、南浅川、谷地川、及び川口川の3河川のうち災害規模の大きかった4箇所については国の災害査定を受けて災害復旧工事を実施し、その他の箇所については河川維持工事等により復旧を行いました。

土砂災害対策事業

ソフト対策[1]:基礎調査、土砂災害警戒区域等の指定。ソフト対策[2]:土砂災害警戒情報の発表。ソフト対策[3]:土砂災害ハザードマップ作成の支援。ハード対策:避難所周辺の防災工事等。

ソフト対策

■ソフト対策として、土砂災害防止法(「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」)に基づく事業を実施しています。
この事業は、土砂災害により被害を受けるおそれのある場所の地形や地質の利用状況などの基礎調査を行い、土砂災害のおそれのある区域等を指定し、指定した区域に対して危険の周知、警戒避難体制の整備、住宅等の新規立地の抑制等を図り、土砂災害から都民の命を守るものです。
当所では、平成21年度より八王子市西部から基礎調査を開始し、順次、土砂災害警戒区域等の指定を進めています。

 ★土砂災害警戒区域等の指定状況は、こちら
 ★土砂災害危険箇所マップは、こちら

ハード対策(急傾斜地崩壊対策事業・砂防事業)

■急傾斜地崩壊対策事業は、急傾斜地法(「急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律」)に基づき斜面の安全対策を実施しするものです。
この事業は、がけ地(人口がけを除く)の崩壊による災害発生のおそれのある箇所を、都知事が関係市町村長の意見を聴取して急傾斜地崩壊危険区域として指定し、崩壊防止工事を実施することで都民の生命を保護するものです。
八王子市には急傾斜地崩壊危険箇所があり、地元からの対策要望を受けて、高尾地区、高尾(2)地区、山田地区等で「急傾斜地崩壊対策事業」に取り組んでいきます。

高尾

■砂防事業は、近年、集中豪雨による土砂災害が全国的にみられ、多大な人的被害が発生していることから、土砂災害の危険から都民の生命と暮らしを守るため、土石流危険渓流の整備に取り組んでいます。
八王子市には土石流危険渓流があり、現在、初沢地区で町内会館及び市道等に被害を及ぼす恐れのある箇所について、土石流被害を防止するための砂防えん堤及び流路工の整備を行なっています。

初沢

水害対策事業

管内には多数の中小河川があり、集中豪雨時には水害の発生が懸念されます。
そこで、第一線の水防管理団体である八王子市と日野市の水防活動が円滑に行われるよう調整し、地域の水防活動に万全を期すため、「南多摩西部建設事務所地域水防活動の手引き」を策定しています。
また、毎年水防連絡会を開催し、関係者と意見交換会を行い、水防計画の周知徹底をはかっています。

お問い合わせ

東京都南多摩西部建設事務所
〒192-0046
東京都八王子市明神町三丁目19番2号(東京都八王子合同庁舎)
●事業に関すること       工事課 工務担当     電話 042-643-2648
●河川設計に関すること     工事課 河川設計総括担当 電話 042-643-2667
●土砂災害対策に関すること   工事課 河川設計担当   電話 042-643-2650
●河川工事に関すること     工事課 河川工事担当   電話 042-643-2659
●河川防災・維持に関すること  工事課 維持担当     電話 042-643-2656
●測量に関すること       工事課 測量担当     電話 042-643-2662

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