道路の整備

 道路は、都市を支える最も基礎的な社会基盤として重要な施設です。
 慢性的な道路交通渋滞による経済活動の低迷や、環境負荷の増大などが、都市にとって大きな課題となっています。一方、東日本大震災では、物流の重要性と道路ネットワークの重要性が、改めて明らかになりました。
 建設局では現在、渋滞解消、環境改善、防災性の向上を図りつつ、計画的かつ効率的に道路の整備を進めています。

 第二建設事務所は、東京都区部のうち城南5区といわれる、品川、目黒、大田、世田谷、渋谷の各区を所管区域として、放射第17号線をはじめ放射第23号線、環状第5の1号線、補助第26号線などの都市計画道路の整備と、「若潮橋」などの橋梁架替え事業を行っています。

現在事業中の箇所

現在事業中の箇所

事業箇所一覧表

主な事業

放射第17号線

 放射第17号線は、大田区大森東二丁目を起点とし、大田区羽田二丁目に至る通称産業道路といわれる延長約3.5kmの幹線街路放射線です。
 現在は、東糀谷地区(350m)、呑川地区(345m)及び大森東地区(800m)で、事業を行っています。

放射第23号線

 放射第23号線は、港区北青山三丁目を起点とし、渋谷区及び世田谷区を経由し、杉並区松庵一丁目に至る通称井ノ頭通りといわれる延長約12kmの幹線街路放射線です。
 現在は、北沢地区(595m)、松原地区(1,005m)で、事業を行っています。

東京都市計画道路 放射第23号線 事業のあらまし(放23(松原))【3,520KB】

環状第5の1号線

 環状第5の1号線は、渋谷区広尾五丁目を起点とし、新宿区及び豊島区を経由し、北区滝野川二丁目に至る、延長約14kmの幹線街路環状線です。
 現在は、千駄ヶ谷地区(805m)、北参道地区(900m)、神宮前地区(640m)、神宮前II期地区(560m)で、事業を行っています。

補助第26号線

 補助第26号線は、品川区東大井一丁目を起点とし、目黒区、世田谷区、渋谷区及び豊島区を経由し、板橋区氷川町に至る、延長約22kmの補助線街路です。
 現在は、豊町地区(665m)、中央町地区(760m)、三宿地区(440m)、東北沢地区(550m)、代沢地区(975m)で、事業を行っています。

補助第27号線

 補助第27号線は、品川区東大井五丁目を起点とし、環状第7号線を経由し、大田区蒲田五丁目に至る、延長約6kmの補助線街路です。
 現在は、富士見橋地区(440m)で、事業を行っています。

補助第54号線

 補助第54号線は、渋谷区富ヶ谷二丁目(環状第6号線)を起点とし、環状第7号線及び環状第8号線を経由し、調布市境の世田谷区上祖師谷五丁目に至る、延長約9kmの補助線街路です。
 現在は、上祖師谷地区(1,160m)で、事業を行っています。

補助第125号線

 補助第125号線は、世田谷区上野毛二丁目を起点とし、世田谷区喜多見九丁目(国道246号線)に至る、延長約6.2kmの補助線街路です。
 現在は、喜多見地区(420m)で、事業を行っています。

補助第128号線

 補助第128号線は、世田谷区桜新町二丁目を起点とし、杉並区阿佐ヶ谷北五丁目に至る、延長約9kmの補助線街路です。
 現在は、桜・世田谷地区(895m)、宮坂地区(600m)で、事業を行っています。

補助第128号線(桜)交通開放 令和3年3月20日

補助第212号線

 補助第212号線は、世田谷区新町二丁目を起点とし、玉川台二丁目に至る、延長約2.6kmの補助線街路です。
 現在は、用賀地区(600m)で、事業を行っています。

若潮橋

 若潮橋は、品川埠頭(品川区東品川五丁目)と大井埠頭(品川区八潮一丁目)を結ぶ主要物流路線の橋梁として、昭和41年に築造された橋梁です。
 令和2年に耐震性と耐荷力を強化し車道と歩道を広げた新橋の交通開放を行いました。引き続き、橋の前後の道路工事及び仮橋の撤去工事を進めていきます。

新橋の交通開放 令和2年7月12日

木密地域における都市計画道路の整備(特定整備路線)

 特定整備路線は、市街地の延焼を遮断し、避難路や緊急車両の通行路となるなど、 整備地域の防災性の向上を図る都施行の都市計画道路であり、第二建設事務所においては、6区間・10箇所で整備を進めています。 関係権利者の皆さまに対して生活再建支援を行いながら、整備を推進していきます。
 

特定整備路線の整備について~「燃え広がらないまち」を目指して~【8,499KB】

詳細な説明資料一覧
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