交通安全の取組み

奥多摩周遊道路の交通安全対策

滑り止め舗装

奥多摩周遊道路は急カーブが多く、、転倒事故やスリップ事故が発生しているため、安全対策として、滑り止め舗装を行なっています。
滑り止め舗装は、アスファルト路面の上に骨材と呼ばれる細かく砕いた石(主にセラミックス)に着色したものを薄く塗布し、視認性や道路の摩擦を高め、スリップ事故の防止に資する舗装です。
奥多摩周遊道路では、急カーブや事故多発地点に対して、滑り止め舗装を実施しています。

滑り止め舗装実施前の状況

見通しの効かないカーブでは、どのくらい急カーブなのか分からず、スリップ事故の危険性があります。

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滑り止め舗装実施後の状況

骨材に着色することで、急カーブの視認性を高め、減速の注意喚起を行ないます。

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ガードケーブル

奥多摩周遊道路では、車両等の転落防止対策として、ガードケーブルを設置しています。
なお、外の崖が深い場所や、交通事故多発地点については、通常3本のケーブルよりも更に強固な4本のケーブルへの改善を実施しています。

ガードケーブル(3条)

現在周遊道路内に設置されている一般的なガードケーブルです。

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ガードケーブル(4条)

急カーブや事故多発地点に対して、より強固なガードケーブルを設置しています。

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その他の安全施設

奥多摩周遊道路は山岳道路であるため、日没も早く、濃霧も多く発生します。また、日中でも暗い場所などもあるため、視認性を高める安全施設を設置しています。
昼夜間における車両が安全に走行できるよう、このような交通安全施設を設置しています。

反射板(アローライト)

急カーブなどには、反射板(アローライト)と呼ばれる反射板を設置し、急カーブがあることをわかりやすくしています。

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車線分離標

急カーブなどには、車線分離標と呼ばれる光を反射するポールを設置し、車両が対向車線へ逸脱しないようにしています。

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視線誘導標(デリネーター)

道路の側面には、車線分離標(デリネーター)と呼ばれる誘導標を設置しています。なお、道路左側は白色、道路右側はオレンジ色で、先方の道がどちらに曲がっているか分かりやすくしています。
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