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道路・橋梁の維持補修

 西多摩地域 4市3町1村の都道、国道(大臣指定区間外)あわせて45路線、約388キロメートルを常に良好な状態にして、円滑な交通の確保と沿道環境を保全しています。
 また、道路と一体となっている施設である橋梁304橋、トンネル39箇所、山岳部の斜面2119箇所、および道路の付属物を点検、修繕することで安全で快適な交通を確保するよう努めています。

道路・橋梁の維持補修 一般国道139号 奥多摩町川野地内の写真
一般国道139号 奥多摩町川野地内

道路を快適に利用するために

道路の補修

 振動、騒音の軽減や交通事故防止のため、路面の平坦性に重点を置き舗装工事を行っています。また、交通騒音が環境基準(夜間)を超過している区間は、補修時に低騒音舗装を実施しています。
 舗装工事で発生した残土、アスファルト廃材は再生処理施設に持ち込まれ再使用します。

  • 道路の補修 主要地方道28号青梅飯能線(成木街道)青梅市根ヶ布一丁目地内施工前の写真
    施工前
  • 道路の補修 主要地方道28号青梅飯能線(成木街道)青梅市根ヶ布一丁目地内施工後の写真
    施工後

主要地方道28号青梅飯能線(成木街道)青梅市根ヶ布一丁目地内

橋梁の維持・補修

 橋梁の補修は、平成21年度に策定された「橋梁の管理に関する中長期計画」に基づき、長寿命化や補修・補強などを計画的に進めています。
 また、日常点検や定期点検の結果に応じて、床版や桁などの損傷箇所や、橋面舗装、鋼橋の塗替え塗装なども実施し、健全で良好な状態を維持しています。

橋梁の維持・補修の写真
新秋川橋 橋長:107.0メートル

道路施設の補修

 道路擁壁や道路監視設備(ITS)などの道路施設について、定期点検や詳細調査によって経年劣化等の箇所を把握し、損傷の程度に応じて補修を実施しています。トンネルについては、平成28年度に策定された「トンネル予防保全計画」に基づき、補修・補強などを計画的に進めています。

道路施設の補修の写真
一般国道411号(青梅街道) 青梅市沢井地内

道路巡回点検

 道路、橋梁及び道路施設の異常・損傷等を道路巡回により発見し、通行車両及び歩行者の危険を未然に防ぎ、道路を安全に通行してもらうため、西多摩建設事務所管内約351キロメートルを道路巡回班4班で巡回点検しています。

道路巡回点検の写真
道路巡回点検作業中

災害から道路を守る

斜面の防災対策

 山岳道路区間の斜面で発生する落石や土砂崩れなどを未然に防ぎ、道路の安全性を高めるため、定期点検や日常管理をもとに斜面の補強等を実施しています。対策として、落石防止柵、法枠、ロックボルト、アンカー工などで、それぞれの斜面に適した工法を選んで施工しています。

斜面の防災対策の写真
主要地方道53号青梅秩父線(小曽木街道)
青梅市黒沢地内

トンネルの防災対策

 山岳部の道路のうち、異常気象時通行止め区間や交通量の多い延長200メートル以上のトンネルに、AMラジオ放送を聞くことができる設備の整備を行っています。

トンネルの防災対策の写真
日原トンネル 延長:1,107.0メートル

ITS整備事業

 管内において、ITS(Intelligent Transport System:高度道路交通システム)関連施設整備計画に基づき、気象状況及び道路災害などの情報を収集し、道路管理の高度化及び効率化を図っています。
 現在、一般国道411号青梅街道(22箇所)・奥多摩周遊道路(6箇所)・一般都道川野上川乗線(第206号)檜原街道(9箇所)・一般都道日原鍾乳洞線(第204号)日原街道  (16箇所)合計53箇所が整備済みです。

  • ITS整備事業の写真1
  • ITS整備事業の写真2

ITSによる道路の監視

大雨・降雪時の対応

 大雨注意報や大雨警報が発令されると、水害に対応できる態勢をとります。
 道路冠水が発生した場合、道路パトロールによって状況を調査するとともに、交通止めなど事故を防止するための対策を実施しています。山岳部の道路では、連続降雨量が規制値を超えた場合、落石・土砂崩れの危険を避けるために交通止めを行います。
 降雪時には気象状況や交通への影響について情報を集めて対策をとります。とくに路面凍結の可能性がある場合には、融雪剤を散布するなどして、交通障害が発生しないよう対策に努めています。

  • 大雨・降雪時の対応の写真1
    主要地方道33号上野原あきる野線(檜原街道)
    檜原村上川乗地内
  • 大雨・降雪時の対応の写真2
    一般都道206号川野上川乗線(檜原街道) 檜原村数馬地内

連続降雨による道路通行規制区間

路線 区間長 起点 終点 交通止め規制値
国道411号青梅街道 17.7km 奥多摩町小丹波 都県境 連続降雨量140㎜
国道139号 2.3km 奥多摩町川野 都県境 連続降雨量140㎜
都道33号檜原街道 17.4km あきる野市戸倉 都県境 連続降雨量140㎜
都道201号 7.2km あきる野市十里木 あきる野市上養沢 連続降雨量140㎜
都道204号日原街道 10.0km 奥多摩町氷川 奥多摩町日原 連続降雨量140㎜
都道205号 9.6km 檜原村本宿 檜原村藤原 連続降雨量140㎜
都道206号檜原街道 8.5km 檜原村上川乗 檜原村数馬 連続降雨量140㎜
奥多摩周遊道路 19.7km 奥多摩町川野 檜原村数馬 連続降雨量 80㎜

規制値に達しない場合でも、落石・土砂崩れ等が予想されるときは、一部片側規制または全面通行止め等の措置をとります。

都道201号線の53斜面崩落の対応

 平成20年4月8日(火)に発生した、あきる野市上養沢地区の斜面崩落事故は、孤立状態となった住民対応や災害査定を経て、同年8月から本格的に災害復旧工事に着手しました。山間部の厳しい作業条件の中で、国土交通省や関係機関、住民対応などの調整を精力的に進めた結果、平成21年7月17日に工事が完了し、1年4ヶ月ぶりに通行止めが解除されました。

  • 都道201号線の53斜面崩落の対応の写真1
    斜面崩落発生状況
  • 都道201号線の53斜面崩落の対応の写真2
    復旧完了状況

人と環境に優しい道路をめざして

道路の緑化

 街路樹は、道路に潤いと安らぎを与え、季節の移り変わりを知らせてくれる大切な働きをしています。  植樹帯のある道路、約84キロメートルに高木・中木約15,000本が植えられており、主な高木の樹種はイチョウ・トウカエデ・ハナミズキ・ケヤキです。

道路の緑化の写真
ハナミズキの街路樹

歩道改善事業

 管内には、歩道が設置されていない路線や、狭い歩道内に蓋掛け側溝が敷設されている歩道が多く残されています。
 このため、歩道改善事業として、車道舗装の補修工事に合わせて、用地取得を伴うことなく、現道内で歩道の新設・拡幅や勾配の改善、側溝蓋の段差解消、電柱の移設等を行い、より安全で快適な歩行者空間の形成を進めています。

  • 歩道改善事業の写真1
    改善前
  • 歩道改善事業の写真2
    改善後

一般国道411号(青梅街道) 青梅市森下地内

電線類地中化事業

 道路から電柱をなくして、街並みをすっきりさせ、快適な歩道空間とともに災害に強いまちをつくります。
 現在、平成26年度に策定された「東京都無電柱化推進計画(第7期)」に基づき、事業を進めています。

電線類地中化事業の写真
主要地方道29号立川青梅線(奥多摩街道)
青梅市東青梅四丁目地内

わかりやすい道路標識の整備
~東京みちしるべ計画~

 表示文字の拡大、ローマ字併記などによる、わかりやすい道路案内標識の整備を進めています。

わかりやすい道路標識の整備 ~東京みちしるべ計画~の写真
主要地方道7号杉並あきる野線(睦橋通り)
あきる野市野辺地内
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