公園の見どころHighlight

自然がいっぱい

井の頭恩賜公園の画像

井の頭恩賜公園には、都会の公園でありながら、植栽された樹木のほかにも季節ごとに様々な草木が自生し、多様な環境を持っているため、多様な生き物が暮らしています。公園は、そんな生き物たちを身近に観察でき、自然の仕組みが学べる貴重な場所です。

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おすすめルート

スポット一覧

  • ①井の頭池

    井の頭池の画像

    東西に伸びる広大な池。善福寺池、三宝寺池と並び豊富な水量と優れた水質を有していた井の頭池は、かつて湧水口がいくつもあったことから「七井の池」とも呼ばれていました。池の中央に架けられている「七井橋」の名は、ここに由来します。橋の上からは、四季折々に装いを変える井の頭池の景色を眺めることができます。

  • ②池畔のサクラ

    池畔のサクラの画像

    池の周囲には約200本のサクラがあり、池の上に枝を広げています。池の水に映える満開のサクラ、そして花吹雪が水面に散り敷く様は見事です。花のあとは緑に衣替えします。また、秋には黄色から赤まで種々の色に染め分けられた葉が、美しい風景を見せてくれます。

  • ③雑木林

    雑木林の画像

    御殿山の台地にあるイヌシデ、コナラ、クヌギを中心にした雑木林。空に向かって枝を広げた木々の下に木と土の香り豊かな空間が広がり、四季を通じて散策やピクニック、憩いの場として親しまれています。御殿山の地名は、将軍家光が鷹狩りのときに休憩舎を建てたことに由来します。また、一帯は「井の頭池遺跡群」と呼ばれ、縄文時代を中心とした文化財が地下にねむっています。

  • ④お茶の水

    お茶の水の画像

    井の頭池の西端はうっそうとした木立に囲まれており、かつてはここから清水が湧き出ていました。江戸時代に著わされた「江戸名所図会」によると、徳川家康がこの地を訪れた際、池の水を点じたところからお茶の水の名が付いたとされています。かつては、御殿山台地の地下水が湧き出ていましたが、いまは井戸を掘ってポンプで汲みあげています。

  • ⑤バードウォッチング

    バードウォッチングの画像

    広い池とこんもりした樹林があるため、留鳥が棲み、渡り鳥がやってきます。とくに池の水鳥の種類と数が豊富です。1年中見られるのはカルガモ、カイツブリ、オシドリ。秋から冬にかけて渡ってくるのがオナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロなどです。   井の頭池の生きもの 秋冬の水鳥[PDF:2.64MB]

           
  • ⑥神田川起点

    神田川起点の画像

    ここ井の頭池は神田川の源流となっており、川の起点が園内にあります。江戸時代は「神田上水」と呼ばれ、江戸の街や江戸城で水道として使われていました。江戸っ子に大切にされてきた「神田上水」ですが、1898(明治31)年に近代水道設備ができたことで廃止され、井の頭池も水源地としての使命を終えました。