白子川調節池群

概要

 白子川は、西東京市の北部に源を発し、練馬区の土支田付近から埼玉県との境に沿って流れ、板橋区内で新河岸川に合流する延長10km、流域面積25平方キロメートルの一級河川です。

 本川は、昭和55年度に1時間30mm規模の改修が全川に渡り完了しており、現在は、東京都と埼玉県により1時間あたり50mmの降雨に対処する河川整備が進められています。 しかし、下流部の河道拡幅には、なお期間を要する見込みです。 そこで、本川改修に先行して中流部に『比丘尼橋上流調節池』、『比丘尼橋下流調節池』、『白子川地下調節池』からなる調節池群を設置し、洪水の一部を貯留することで下流部の安全を確保し、 上流への護岸改修を促進することとしました。

 現在までに、『比丘尼橋上流調節池』と『比丘尼橋下流調節池』の2つの調節池が完成し、約25万立方メートルの洪水を貯留することが可能となっています。 また、平成11年度より事業が中断していた白子川地下調節池については、平成21年度より事業を再開しました。本調節池については、早期に水害軽減効果が発揮できるよう、現在鋭意整備を行っているところです。

調節池群平面図(比丘尼橋上流調節池 完成年度:昭和60年度 貯留容量:34,400立方メートル(プール約115杯分)。 比丘尼橋下流調節池 完成年度:平成14年度 貯留容量:212,000立方メートル(プール約700杯分)。 白子川地下調節池 平成22年度~ 計画容量:212,000立方メートル(プール約700杯分) 既整備施設:白子川立坑、連絡管。)

比丘尼橋上流調節池

 比丘尼橋上流調節池は、昭和58年度に事業に着手し、昭和61年3月に完成しました。
 地表をテニスコートや運動広場として活用したオープンタイプの多目的調節池です。

・比丘尼橋上流調節池の施設規模
 計画降雨   50mm/h
 貯留量     34,400 立方メートル

・普段は、テニスコートなど多目的に使われています。

  • 比丘尼橋上流調節池の画像
  • テニスコートの画像

比丘尼橋下流調節池

 比丘尼橋上流調節池の完成に続き、比丘尼橋下流調節池も昭和63年度に事業に着手し、平成14年7月に完成しました。
 都内でも有数の大規模な地下調節池で、調節池の上部は練馬区立橋戸公園として地域の方々に利用されています。
※白子川の水位が上昇し、越流堰高を超えると、調節池内に洪水が流入し一時的に貯留されます。

・比丘尼橋下流調節池の施設規模
 計画降雨   50mm/h
 貯留量     212,000立方メートル
 深さ      23.5m

比丘尼橋下流調節池平面図
  • 比丘尼橋下流調節池(越流堰の状況)
  • 練馬区立橋戸公園(調節池上部)

白子川地下調節池

 白子川地下調節池は、目白通りの地下に整備するトンネル式の大規模地下調節池です。平成3年より事業に着手し、平成10年度までにトンネルの掘削の基地となる白子川立坑を完成させました。平成11年度以降、事業は一時中断していましたが、平成21年度より事業を再開し、平成26年度末までにトンネル及び石神井川立坑まで完成させました。 現在、白子川立坑では立坑内部に排水ポンプや換気ファン等を設置するため、床や壁を構築する内部構築工事を実施しています。 また、石神井川立坑では石神井川の洪水を地下調節池に取水するための取水施設設置工事を実施しています。詳しくは下記のパンフレットをご覧ください。
 白子川地下調節池事業パンフレット
 

・白子川地下調節池規模
 内径         10.0m
 延長         3.2km
 勾配         1/1,500
 地上からの深さ  約 35m
 貯流量        212,000立方メートル

地下調節池断面図
白子川地下調節池ルート図 別ウィンドウで表示します
白子川地下調節池ルート図(図をクリックすると、拡大図が表示されます)
白子川地下調節池航空写真 別ウィンドウで表示します
白子川地下調節池航空写真(図をクリックすると、拡大図が表示されます)

白子川地下調節池の進捗状況(平成29年1月現在)

白子川立坑の断面模式図
石神井川立坑の断面模式図
  • 泥水式シールド掘進機
  • セグメント
  • シールド発進基地
  • 到達立坑施工状況
  • シールドトンネル施工状況
  • 到達立坑函内施工状況
  • トンネル施工完成
  • 到達施工完成
  • トンネル到達状況(石神井川立坑)
  • 内部構築工事
  • インバート施工状況
  • コンクリート運搬状況(坑内)
  • インバート施工前
  • インバート施工完成

お問い合わせ

工事第二課 工務担当  TEL:03-5978-1734

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