井の頭池だより31 4月

2019年4月13日(土)

アオサギ、初営巣!
 
井の頭池でアオサギが営巣しています。井の頭池では初めてのことです。
これまでは、池畔の木などで1~2羽で休息しているのを見かける程度でした。それが、2月につがいが確認されて巣造りを始めたので、うれしいやらびっくりするやらで、成り行きを見守っているところです。
一時はつがいとは別のアオサギも飛来し、もしやコロニー(集団繁殖地)へと発展するのでは?と期待もしましたが、このとき限りの通りすがりだったようです。
 
最初に巣を構えた場所は、園路の脇にあるラクウショウでした。

見上げるとアオサギの巣
園路にフンが落ちてくるので、さっそく公園管理者が掲示をしました。
「鳥が巣を作っていますのでフンが落ちてきます 頭上注意願います」
園路に白いフンが点々と落ちていましたが、来園者の方々も、アオサギの営巣を温かく見守っていました。
しかしこの巣では、カラスに卵を捕られてしまったようです。アオサギのフンに憤慨した来園者がいるという話を聞くこともなく、営巣は終了しました。
 
3月下旬には別の場所で巣造りを始めました。
混み入った中にうまく巣材を入れました
今度は、井の頭自然文化園分園にあるアオサギ舎の上です。ラクウショウに枝を運び込んで巣を造りました。サギ類は集団で営巣する習性があります。ひょっとして、アオサギ舎の仲間たちに誘引されたのでしょうか?
4月12日現在、抱卵中のようです。巣に座っていると姿が見えにくいですが、ときどき抱卵交代をするので、繁殖が続いていることがわかります。
抱卵交代後はどこかへ飛んで行きます。採食場所は、どうやら井の頭池ではないようです。ヒナが産まれてからも食物を得るために遠征するのか、気になるところです。
 
3月末頃までは繁殖期特有の婚姻色が現れ、くちばしが美しいピンク色になっていました。今では先端の方から普段通りの黄色に戻っています。不思議ですね。
婚姻色のアオサギ
井の頭池初となるアオサギのヒナ誕生が待ち遠しいこの頃です。

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