東京のまちづくり ナンバー129
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イキモノのイキな話78

海の中でピコロコがエサを食べている様子

オオハクチョウのヒナは、どんな色?

井の頭自然文化園 水生物館飼育展示係 土屋泉

 平成30年5月3日に、オオハクチョウのヒナが3羽孵化しました。井の頭自然文化園では久しぶりのハクチョウの誕生です。

 ハクチョウのヒナといえばアンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」が有名ですが、ハクチョウのヒナの羽毛はアヒルのヒナのような黄色ではなく、少し灰色がかった色をしています。親鳥の足は黒い色をしていますが、ヒナはピンク色です。その成長は早く、あっという間に親鳥と変わらないくらいに成長してしまいますが、羽の色や足の色がどのようの変化していくのか、楽しみです。

 井の頭自然文化園の水生物園では、オオハクチョウの他にオシドリやマガモ、ヨシガモ、カリガネといった水辺にすむ鳥を飼育展示しています。鳥インフルエンザが毎年のように発生している中で、動物園ではこれら水辺にすむ鳥たちの飼育を控えるようになってきていますが、これら水辺にすむ鳥たちがいなくならないように繁殖にも力を入れています。



〜動物園の"かお"〜

上野動物園
アメリカバイソン 

2018年3月に千葉市動物公園から上野動物園にやって来たアメリカバイソンの「ヒート」と「ラテ」(ともにメス)です。ぜひ会いに来てください。(5月にヒートの子どもが生まれました。)

ヒートとラテ