東京の川にすむ生きもの

鳥類

500755
タカ目ハヤブサ科 Falco tinnunculus


チョウゲンボウ

東京都指定:絶滅危惧Ⅱ類

<解説>
ユーラシア大陸の亜寒帯から亜熱帯、アフリカ大陸の北岸および南部に広く繁殖地を持ちます。
日本では、本州北部から中部で繁殖し、北海道、四国、九州でも繁殖期に目撃された記録があります。
秋冬には一部移動があるため、全国で見られます。
農耕地、原野、広い川原、干拓地、丘陵を狩り場とし、しばしば木や杭などの見張り場にとまっています。
餌は、ネズミ、昆虫、鳥などです。
産卵は海岸、川岸の断崖の横穴、岩棚、樹洞などでおこないます。

<生活のサイクル>
生活のサイクル表

<参考文献>
高野伸二,1985,「日本の野鳥」,山と渓谷社,p169