道路の管理

　道路の拡幅や道路を築造する場合、道路工事の着手に先立ち、新たに道路となる部分を道路区域として決定（変更）し、これを告示する手続きを行っています。
　また、工事が完成すると、交通開放にあわせて道路の供用開始の手続きを行っています。

　道路の占用に関して、電気・電話・ガス・上下水道等の公益事業者からの道路占用申請、一般の道路占用許可申請等の申請があります。申請手続きに当たっては、道路機能を阻害しないよう審査し、他の工事との調整を行ったうえで許可・承認を行っています。 　

　道路台帳とは、道路法第２８条に基づき調製されている、道路区域や地下埋設物等を明記しているものです。この道路台帳は道路台帳担当係で整備し保管しており、申請によって閲覧・複写が可能です。 　

土地境界確認・確定申出書の受理により、現地の境界立会から土地境界確定通知書の交付までを行っています。
　土地境界図の閲覧・証明の交付を行っています。

　道路の構造を保全し、その機能を確保するため、管内の道路を日常的にパトロールしています。
　具体的には、道路の損傷など不良箇所の発見や路上の放置物件の回収、禁止行為の是正指導、特殊車両（車両制限令違反行為）の取締り、都道上で施工される各占用企業者等の工事の指導を行っています。また、工事の指導の一環として、夜間に実施されている工事を対象として夜間パトロールを定期的に実施しています。
　集中豪雨や降雪等の異常気象時には、特にパトロールを強化し道路交通の安全確保に努めています。

　道路工事には、道路管理者が行う工事、上下水道、電気、ガス等の各占用企業者が行う占用工事があります。多数の工事が道路上で行われる中、無秩序な掘り返しを防止し、道路本来の機能を確保するため、関係者間で「道路上工事調整会議」を各四半期ごとに開催し、工事の場所、時期、方法、規模等の調整を行っています。