東京の川にすむ生きもの

新河岸川

埼玉県川越市西部に源を発し、途中、埼玉県内で柳瀬川などの支流を集めたのち、板橋区内を流れ、北区で隅田川に合流する全長34.6kmの河川です。河床勾配は極めて緩く、東京都内の全区間が干満の影響を受ける感潮区間となっています。

明治43年の大水害後の荒川直線化工事、荒川放水路工事が行われる中で、大正時代に人工運河として開削され、一部に旧荒川の蛇行の姿を残しています。高水敷や入江などを活用した緑地や緑道が整備され、水上バスが運行されるなど人々の憩いの場となっています。