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東京都瑞江葬儀所の指定管理者候補者の決定について

 都立公園等では、施設の管理について創意工夫ある企画や効率的な運営などにより、利用者の多様なニーズに応え、質の高いサービスの提供を図るため、現在94施設に指定管理者制度を導入しています。
 このたび、平成31年3月31日に指定期間が満了となる東京都瑞江葬儀所の指定管理者候補者を、都立公園等指定管理者選定委員会の審査を経て、下記のとおり決定しましたのでお知らせします。
 今後、平成30年第4回東京都議会定例会に指定の議案を提出し、議決が得られた後、指定管理者の指定を行います。

1 対象施設

東京都瑞江葬儀所(東京都江戸川区春江町三丁目二十六番一号)

2 指定期間

平成31年4月1日から平成36年3月31日まで(5年間)

3 指定管理者候補者の名称

公益財団法人東京都公園協会

4 選定の経緯及び選定理由

(1)選定方法
 本葬儀所は、昭和50年に全面改修を行ってから40年以上が経過しており、今後、設備の老朽化等への対応が予定されています。
 このため、改修工事の実施を検討しており、工事による施設の管理運営上の制限が生じる中、火葬業務等葬儀所運営の継続性及び安定性を確保する必要があるため、現指定管理者である公益財団法人東京都公園協会を特命により指定管理者の候補者として選定しました。

(2)選定の経緯
 指定管理者の選定に当たっては、外部委員を含めた「都立公園等指定管理者選定委員会」を設置し、選定基準等に基づき、提出された事業計画書の書類審査及び事業者ヒアリング等の審査を実施しました。
事 項 日 程
申請及び事業計画書等の提出 平成30年9月10日(月)
選定委員会の開催 平成30年10月5日(金)

(3)選定基準
(「東京都葬儀所条例第11条第2項」及び「東京都葬儀所条例施行規則第14条」に規定)
ア 葬儀所の維持及び管理業務について相当の知識及び経験を有する者を従事させることができること
イ 安定的な経営基盤を有すること
ウ 葬儀所としての公共性を確保するとともに、効率的な管理運営ができること
エ 墓地、埋葬等に関する法律その他の関係法令及び条例の規定を遵守し、適正な管理運営ができること
オ 葬儀所の維持の技術に係る指導育成体制が整備されていること
カ 葬儀所又はこれに類する施設における良好な管理業務の実績を有すること 

(4)選定理由(選定委員会議事要旨)
  • 公営火葬場としての役割を十分認識し、平等で公平な管理運営や実績を活かした確実な火葬業務、遺族の心情にも配慮したサービスの提供や地域の住民と良好な関係を維持するなどの取組が提案されており適切である。
  • 実務経験を有する職員を配置するとされている点、また、部署ごとの役割や人材確保の方針、各種研修やOJTなど職員の事務能力や火葬技術を向上させるための取組が具体的に示されており適切な管理体制が構築されている。
  • 接遇研修やミーティング、CSトレーナーによる日常的な教育・指導によるきめ細かな利用者対応、利用者の声を組織全体で共有し業務改善へ活かす取組など質の高いサービス提供を行うための提案がされており適切である。
  • 長年の管理実績を生かし、施設特性を踏まえた「年間維持管理計画」を定め、主要施設である火葬設備の保守管理体制の整備や迅速な補修対応など、火葬炉等の安全性の確保と円滑かつ確実に維持管理を実施する取組が提案されており適切である。

5 候補者の事業計画書

別紙 東京都瑞江葬儀所事業計画 概要版(PDF:410KB)
   東京都瑞江葬儀所事業計画 本文(PDF:1.03MB)
 
※この事業計画内容は申請段階の計画であり、実際の管理運営に当たって実施する内容は異なる場合があります。

6 選定委員会名及び委員氏名

都立公園等指定管理者選定委員会                (敬称略)
  役 職 氏 名
委員長 公益社団法人日本家庭園芸普及協会専務理事 前田 博
委員 公認会計士 守泉 誠
委員 元一般財団法人公園財団 開発研究部長 森本 千尋
委員 結 まちづくり計画室 代表 まちづくりプランナー 荻原 礼子
委員 東京都建設局総務部長 今村 篤夫
委員 東京都建設局総合調整担当部長 鹿田 哲也
委員 東京都建設局東部公園緑地事務所長 大道 和彦

お問い合わせ

東京都建設局公園緑地部管理課調整担当
電話番号:03―5320―5367

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