第2期第8回議事録

開催日時 平成23年3月4日(金)13:30~16:30
開催場所 東京都江東治水事務所(東京都第五建設事務所合同庁舎)1階会議室

平成23年3月4日(金)に第8回隅田川(白鬚橋上流)流域連絡会が行われました。
都民委員5名、行政委員10名が出席し、施設箇所の説明の後、マイクロバスで尾竹橋上流右岸修景工事の現場と、西尾久三丁目地区を視察しました

(会議の様子)

視察前の説明

現場視察箇所について、次のように説明がなされました。

  1. 西尾久三丁目地区については、修景案の検討現場として、第二期第3回流域連絡会(平成21年12月)で視察を行ないました。その後、スーパー堤防上に計画されている事業計画がある程度具体化するまで、修景案のご提示を差し控えていましたが、次年度6月位には事務局案が提示できると思います。
  2. 委員の皆さんからいただいた意見を勘案し、整備の基本方針(事務局案)を再確認しました(第二期第4回流域連絡会(平成22年3月)提示)。
    1. テラスの一部を環境教育エリアとして、一般利用者の立入を制限することを考えていきたい。
    2. テラスについては、極力緑化していく。
      また、スーパー堤防上の整備計画について、荒川区の担当者より事業の概略説明がありました。

視察現場

尾竹橋上流右岸修景工事

今回整備を行った下流区間170mと上流区間480mが完成すると、すでに整備が完了している3地区のスーパー堤防をつなぎまして、尾久橋の上流から約1.3㎞が連続化します。
今回の整備区間は、テラスに部分的に生きものの生息場を造る「小規模エコアップ型」として計画上位置づけられています。

西尾久三丁目地区

この箇所のテラスは、環境教育利用型テラスとし、環境教育の場として利用できるテラス整備を予定しています。

質疑応答

上記の情報提供に関する主な質疑応答は下記のとおり。
(意見)ヨシが生育する場所が建物で日陰になりませんか。
(回答)建物は現在の位置ではなく西側に移動します。よって、ヨシの背後は広場になるため、日陰にはなりません。

(意見)スーパー堤防の盛土が建物の1階にあたって問題はないですか。
(回答)スーパー堤防の盛土は擁壁を受ける擁壁を立ち上げて、建物と堤防の間には空間を設け、1階に光を呼び込んでいます。

(視察の様子)
(視察の様子)

降雨時に役立つ情報

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